プロローグ
初投稿で凄く緊張しました。
誤字・脱字などかあるかもしれませんが、大目に見てくれると嬉しいです。
ふんふーと微笑む少女がいた。
風がほとんど吹かず、空を見上げればハッキリと星が見える夜。あたりは静けさが広がっている。
そんな所にたった一人で大きな木の上の枝に座り、足をぶらぶら動かしている。体を左右に動かし、気持ちがかなり浮ついている事が分かる。
これだけでもおかしい。
だが一番おかしいのは、少女が座っている木の葉っぱが全て枯れて、少女の半径5メートル以内の動植物が全て"無くなっている"事だろうか。
ーー少女が眺めているのは、比較的魔法が発展した"街"である。3分の2の人がなんらかの性質を持ち、魔法を使う、普通の人は気にも留めないような"街"。
だが、少女にとってはそうではなかった。何故かその"街"に心躍らせていたのである。
「この"街"に特に思入れは無いんだけど、こんなことになるなんてね。期待をいい意味で裏切ってくれたよ」
少女はその"街"に期待を込めて眺め続ける。角度によって瞳の色の見え方が変わる両目で。しかも左目はゆっくりと渦をまいている、そんな目で……
ぼちぼち書いていこうと思っています。
1週間に1話が限界かも。