表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦闘狂錬金術師と竜騎士兄貴の異世界放浪記  作者: 千歳ゆき
異世界転生はじめました
3/5

2.


この世界で分かったことだが、力とは正義だ。魔物に襲われてようと撃退し、更に強いものを倒せばレベルアップもするし強くなれる。


 何故いきなりこんなことを言ったかと言うと...。


 「た、助けてええええええええ!!!!!!」


 魔物と対峙してるからだ。


 え!?なんで!?スライムって最弱って話だったんじゃないの!?!?なんも修練しなくても石ころ投げれば勝てるって言ってたじゃん!嘘つき!


 スライムが追いかけてくる状況で息を切らしながら走る。


 途中で落ちている石を拾い隙を見てスライムへと投げつける。


 一応弱まってる気がするけどまだまだ時間がかかりそうだ。


 小一時間走りながら石を投げつけているとスライムから光の粒子が出て姿がなくなった。


 力が湧き上がるような感覚がする。


 そこで俺はすかさずステータスを確認する。


 「ステータスオープン。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 マルス•シューノルド

 •Lv.2

 •HP:12

 •魔力:8

 •力:10

 •防御力:12

 •俊敏:15


 スキル

 •万能技

 •解析

 •鑑定眼

 •アイテムボックス



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 なるほど。やっぱりレベルが上がったから妙な感覚を感じたんだな。


 ここでスキルを確認してみる。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 •万能技ばんのうぎ

 あらゆる武具を最高練度で扱うことが出来る。ただし、扱ったことのある武具でしかスキルは適応されない。


 •解析アナライズ

 物を深く知ることが出来る。用途等詳しく調べることが出来る。


 •鑑定眼かんていがん

 モンスターなど生き物に対し深く知ることが出来る。


 •アイテムボックス

 異空間に物を収納することが出来る。容量は未知数。どんな大きさで質量のものでも収納することが出来る。便利。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 ギフトがあるのは嬉しい。生きやすくなるから。


 ...ただ。


 「強すぎないか!?このスキル達!?!?」

 

 相手の分析が出来て、なおかつ武器も最高練度で扱うことが出来るなら強すぎだよ!?


 まあ、よくある小説とかのチートに比べたらそこまで強くないけどさ...。



 それでも強い。強すぎてヌルゲーになるのは俺としても好ましくないし、何よりもこの世界で必死に鍛錬を積んでいる者たちに申し訳ないしな。


 これから修練を積んで、努力で成り上がっていけばいい。チートもらって調子に乗るのなんて嫌だ。


 まだまだ弱いけどこれから強くなっていけばいい。


 そう思い、スライムを探し出し夜まで必死に石を投げつけて経験値を貯めた。


 要領を覚えたのか、徐々に倒すのが早くなっていく。それが楽しくて堪らない。


 どんどん倒していき、今日の夜にはレベルが4まで上がっていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 マルス•シューノルド

 •Lv.4

 •HP:24

 •魔力:15

 •力:20

 •防御力:23

 •俊敏:30


 スキル

 •万能技

 •解析

 •鑑定眼

 •アイテムボックス

 •投石



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ