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カルタータ  作者: 希矢
第四章 『コノ素晴ラシイ出会イニ感謝ヲ』
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その50 『想定外の大騒動』

 魔術師を脅しにきたはずが、今はその魔術師の先導に従って大人しく階段を下りている。レパードがいつでも魔法を放てるよう備えてはいるものの、ブライトの思うとおりに事が進んでいるようで、面白くない。

 もやもやとするものを抱えながら、イユは目の前にいるブライトの後ろ姿を見つめる。

 階段を下りる度、ぽんぽんとボリュームのある桃色のツインテールの髪が揺れていた。カールがかかってふわふわとしており、手入れが行き届いているのが分かる。髪と似た色のリボンはきっちりと結ばれ、余りは肩にまで垂れていた。それが、髪に紛れながらも飛び跳ねている。

 着ているものは、さすがに上質だった。桃色のズボンと茶色の上着は、イユたちの服のように何度も修繕した痕がない。上着の下に白い服を着込んでいるが、その服の生地もしっかりしている。桃色の靴もよく磨かれていた。

 靴が厚底なこともあるが、その分を考慮してもイユよりは背が高い。そのせいで先に階段を下りているにもかかわらず、イユと背丈にあまり違いがない。ただ、飛び抜けて背が高いわけではなく、リュイスよりはずっと低いので、女としては平均的に思われた。年齢も、恐らくはリュイスと同じくらいだろう。

 魔術師観察にも飽きが来た頃、扉の前に辿り着く。

「念のため扉は閉めておきたいかな。手伝ってくれる?」

 ブライトは振り返り、にこっと笑みを向けてくる。気に食わない顔だ。

 反対意見でも述べようかと思ったが、リュイスが既に扉を閉め始めている。

「こいつの言いなりとか……」

 思わず愚痴ったが、聞こえないように小声にしておいた。イユもまた、襲いかかってくる本のある部屋を野放しにしておくことは得策でないと理解している。ブライトの手にあるうちは本が襲いかかってくることはないということだが、安心はできない。万が一階下でブライトが仕掛けてきた場合、上の階から本が襲ってきて挟み打ちに遭う可能性もある。

「ブライト様、ご無事ですか!」

 扉を閉めたところで兵士の声がした。イユたちは顔を強張らせつつも、振り返る。そのときブライトがすっと手を後ろに回すのが見えた。何か仕掛けて来るかと思ったが、その手にはあの厄介な魔術の原因と思われる本があるだけだ。

 すぐに一人の兵士が階下からひょこっと現れた。それからイユたちに気付き、驚きの声を挙げる。

 それで気絶させた兵士であると気がついた。もう目が覚めていたらしい。

「無事だけどどうかしたの? あぁ、この人たち? あとから来ることになっていたけれど……、ひょっとして言い忘れたっけ」

「い、いえ」

 ブライトの言葉に兵士がたじたじになっている。無理のあるブライトの言葉だが、魔術師という権力を前に何を言えない様子である。

「あぁ。そういえば五階からは魔術師しか入っちゃだめだっけ。あ、でも君も入ってきたし、おあいこ……、だよね?」

 兜をかぶっていて、兵士の表情は読めない。だが冷や汗をかいているのが不思議と見える気がした。

「えぇ! そんな、あぁ……、は、はい! 先導します!」

 兵士は走って階段を下りていく。道案内のつもりだろうか、どちらかというと逃げたいという気持ちが先行してしまっている。

「なんだか、可哀そうです……」

 ぽつりとリュイスが呟く。

「ちょっとだけ話したけれど、みたところ悪い人じゃないしねぇ」

 脅した当人であるブライトも同意を示す。

 子ども扱いしすぎるのが難だが、確かに根は親切な兵士なのだろう。イユも内心頷いた。




 五階、四階と下り、そのまま三階へ向かう。ちらちらと数人の視線を受けたが、誰も何も言ってこない。恐らくブライトを一目見に来たのだろう。他国の魔術師且つ天才という噂もあって気になるらしい。特に子どもたちからの視線が多かった。

 ブライトは変わらず片手を後ろに回して本を背に隠しつつ、反対の手を振って挨拶をする。数人の子どもたちからの小さな歓声を心地よさそうに受けていた。

 二階もファンサービスのように手を振って歩くブライトに続く。脅しにきた魔術師に、端から見ると付き添っているとしか思われない状況だ。何だか妙な気分だった。その気持ちのまま、一階が見えてくる。


 ブライトはこのまま街の外まで案内するつもりでいるのだろうか。もしくは、入口付近でイユたちと敵対するのだろうか。


 ブライトの動きが読めないでいる。故に警戒は怠れない。それに暗示の件も、イユのなかでは有耶無耶にされている。そうすると念には念を入れブライトは拐っておいたほうがよいかもしれない。


 そう悩んでいる間に、一階に着いた。カウンターの前を通り、扉の前へと辿り着く。

 そこで、呼び止められた。

「お疲れ様です。あの、ブライト様」

 ブライトの足が止まる。振り返って笑顔でもふりまくかと思ったが、違った。一瞬だがブライトの肩が強張ったのだ。緊張が窺えたからこそ、イユは警戒した。何か仕掛けてくるかもしれないと目を凝らす。

「魔術書の外部への持ち出しは禁止されています」

 呼び止めた女は、薄桃色のスーツを着て金髪を結い上げている。図書館にいる他の司書と比べても、非常にきちっとした身なりだった。

 そして、女の眼鏡の下の表情が厳しい。ブライトの背後にある本へとその目が向いている。女のいう魔術書とは、他でもないブライトが今手に持っている本のことをいうのだろう。

「うん、そうだろうね。でもこれはちゃんと許可を取ったうえでの持ち出しだよ? 確認してごらん?」

 ブライトの声が妙に平坦で、嘘であると確信できる。だが、何故ここで嘘をつく必要があるのか、イユにはぴんとこない。

「残念ながら、ブライト様。イクシウス政府より、そのような許可は頂いておりません」

 淡々とした口調で女が返答する。

 何かが起ころうとしている。魔術師と同行しているだけならまず起こらないはずの何かだ。異様な気配に、ぞっとするものを感じた。

「それ、本当? ジャスティスにも確認してもらえるかな」

 女はそれを突っぱねる。

「確認するまでもありません。どうぞ本をお返しください。あなたのその行為は、イクシウス政府とこのダンタリオンを管理するレイドワース家のご厚意を無駄にするものです」

 有無を言わさぬ口調と同時に、女が指を鳴らした。合図だったのだろう。わらわらと兵士たちがやってくる。いつの間にか街の人々は壁際まで退避していた。


「来て」


 そのとき、ブライトの小さな呟きがイユの耳を捉えた。

「え?」

 呑気な驚きの声はリュイスのものだ。その間にも、兵士たちがイユたちを取り囲み始める。驚きのせいで出遅れたイユとレパードの合間を縫って、ブライトは背後にいたリュイスの腕を掴んでいた。その動きがあまりに早い。リュイスを引っ張って、兵士たちが入り口を塞ぐ前にと、図書館の外へと駆け込んでいく。閉じられかけた扉に向かって何事かと叫ぶと、扉が大きくこじ開けられた。

 外の光がダンタリオンのなかに入ってくる。眩しさでイユの視界が一瞬奪われる。そのなかで、女が声を張り上げて叫ぶのが聞こえた。

「逃走は自身の罪を認めたことになりますよ!」

 けれど、二人の足音は全く途絶えることはない。周囲の兵士が追いかける気配がするが、それだけだ。

「ちょ、ちょっと!」

 どうなっているのだと、残されたイユは唖然とする。リュイスも戸惑っているのだろう。だから、なすすべもなく連れて行かれた。

 けれど、いつまでも呆けている場合ではない。残りの兵士たちがイユとレパードを取り囲んでいるのだ。

「おいおいおい、俺らは魔術書なんて持ってないぞ」

「すみませんが、関係者とのことなので大人しく投降願います」

 レパードの言葉に、女は勝手な言い草で返す。

 女を殴りたくなったが、既にイユたちから距離をとっている。

 入れ替わるように、兵士が銃を構えゆっくりと近づいてくる。このままでは捕まるだろう。そうして調べられたら、すぐにイユは異能者施設に送り返されるであろう。

 けれど、イユたちが異能者であることは、ばれていない。今この状況に立たされている原因はブライトにあるからだ。

「逃げるぞ!」

 レパードの声とともに、目の前で青い光が飛び散った。視界が一瞬にして奪われる。街の人たちの悲鳴も聞こえた。

 視力を調整しようとしたところで、腕を掴まれる。引っ張られるままに、ついていった。銃声が聞こえたが、すぐに、

「やめろ、味方に当たるぞ!」

 という声がした。目をやられたのはイユだけではないようだ。

 頬に風が吹き付け、図書館の外に出たことが分かった。

 視力を戻したイユは、階段の先でブライトがリュイスを引っ張りながら走っているところを捉える。

 ブライトは杖を振り回して周囲にやってくる兵士を魔術でなぎ飛ばしていた。先程の扉といい、いつどこに法陣を描いたのかは分からない。ただあまりにも頻繁に放つ様子から、予め街中に仕掛けてあったかもしれないと予想できる。


 つまり、イユたちが来ずともはじめからブライトは今の騒動を起こすつもりがあったということになる。


「ったく、あの魔術師。何がどうなっているんだ?」

「知らないわよ! とにかく追いかけましょう」

 言い合っていると、どこからか警報が鳴り始める。動きにくいので腕を離してもらい、レパードについて階段を駆け下りる。イユたちのすぐ後ろに、兵士が来ている気配がある。人数は少ないが、相手は飛び道具だ。運悪く当たりでもしたら、命はない。

 階段を下り、すぐに狭い路地に逃げ込む。速度を上げるが、このときにはもうリュイスたちの姿は見失っている。

「どこにいったのかしら?」

 異能で調整しなければ、吐く息が荒い。

「恐らくセーレだ。リュイスがいるからな」

 リュイスがセーレまで案内するということらしい。

「魔術師の船の線は?」

「それならリュイスも大人しくしていないだろ」

 レパードの言葉に納得する。ブライトがリュイスを無理やり自分の船に乗せる可能性もないわけではないが、リュイスも気弱なだけの少年ではない。いざとなれば、魔法で抵抗するはずだ。それに仮に魔術師の船にリュイスが乗せられたとしても、イニシアを脱出しようとするはずだ。それならばセーレで追いかけることができる。

 どちらかを選べと言われたら、場所の分からない魔術師の飛行船よりはセーレを選ぶべきだろう。

「曲がるぞ」

 レパードに続いて右へと曲がる。細い階段が待っていた。そこを上がっていく。階段の先で男が一所懸命扉を叩いているのが見える。

「入れてくれ! お願いだ、早く!」

 イユたちに気付き、半狂乱になって叫んでいる。しかし扉は開かない。イユたちと男との距離が縮まる。追いつかれて襲われると思ったらしい男が、腰を抜かした。

 それを無視して通り過ぎる。

 その先の民家で慌てて窓を閉める女がみえる。逆に興味津々の様子で顔を覗かせる子供も見つけた。母親らしい女が必死の形相で、子供を引っ込めさせる。すぐそこで銃声が鳴った。先ほどまでにぎやかだった街も、いまや警報と銃声で大混乱だ。

「……魔物になった気分」

「前からそうだったろ」

 イユの呟きを拾って、レパードが返す。確かに今更で、分かりきったことだ。イユたちは異能者や龍族であり、街の人々とは違うのである。




 レパードの背中を追って、曲がり角を曲がると、行きに通った商店街へと出る。ちゃぽんと水たまりを踏んで、思わず足を止めた。

「なんだこれは」

 地面が水で濡れていた。まるでそこにだけ雨が降ったかのようだ。人は近くの家に逃げ込んだようだが、商品はそのままになっているために全て濡れてしまっていいる。疑問に思うが立ち尽くすわけにはいかないと、走り始める。そこに銃声が響いた。

「こっちだ」

 レパードに連れられて、イユは露店の商品棚へと身を忍ばせた。そこから、兵士の様子を窺う。後方だけでなく脇道からも兵士がやってきている。

「あれは飛行船の発着場の道からきた兵士か」

 一体、彼らに何があったのだろう。頭のてっぺんからつま先までびしょ濡れだった。

「これはあの魔術師の仕業か」

 半分笑い半分呆れながら、棚を背にしてレパードが独り言のように口にする。確かに他にあてがない。考えられるのは、水の魔術だろう。

 しかし、そうなると随分いろいろな魔術が使えることになる。イユが知る限り、魔術師の使える魔術の種類は決して多くはない。

 イユたちの位置はばれているらしい。銃声がして、商品棚に何発か当たる。

 レパードが隙間から撃ち放った。イユも負けじと近くにあった石をとって投げつける。

「行くぞ」

 レパードの指示に従って、今いる棚のすぐ背後の棚へと移動する。レパードの牽制のお陰で怪我なく逃げ込めた。

 更にレパードが飛び出して発砲し、すぐに体を引っ込める。

「ったく、魔法が使えないのは不便だな」

 そう言いながら銃弾が行き交う中、隣の商品棚まで走り抜ける。イユもレパードの後を追った。異能の力は短い距離では発揮しにくい。いつもより遅くなる足にじれったさを感じながらも、どうにかレパードのいる棚へと身を隠すことに成功する。

「魔法、使えないわけ?」

 追いついたところで、会話の続きだ。

「感電したければ、使ってやってもいいぞ」

 走り抜けた際に濡れた足を指差す。

「俺もどうなるかは知らないがな。使ってみてからじゃ遅いこともある」

 靴は完全に水に浸かっていて足にまでその冷たさが浸透している。ドレスも水しぶきが飛んでだいぶ濡れてしまっている。

「間違って使ったら殴るから」

 警告をし、最後の棚へと駆け込んだ。商店街の一番端まで辿り着いたのだ。ここまで来たら、街の外はあと数歩だった。その先は草原になっており、身を隠すものは殆ど何もない。

「行くぞ」

 レパードが銃口だけを棚から外に出し、思いっきり連射する。当てるつもりのない、威嚇射撃だ。

 イユはそれを聞いてすぐに街の外、草原へと走り出す。遅れてレパードもついてきた。

 ここから先は、ありったけの力で走るしかない。銃声が雨のように襲いかかってくる。


「羊だ。分け入るぞ」

 運の良いことに少し歩いた先に羊の群れがいる。近くに人もいた。行きに見た、水を運んでいた老人だ。羊の世話をしているところだったらしい。驚いたのか、しりもちをついた状態で呆然としている。

 イユは羊の群れへと飛び込む。羊では壁にはならないが、兵士たちは人がいることに気が付いたのだろう。銃声が止む。

 群れを崩された羊たちが動揺して慌てふためいている。口々に鳴き出すので、兵士たちの声が掻き消えるほどだ。

「煩いわね、肉にするわよ」

「羊に当たるなって」

 言いつつも、二人で羊を押しやりながら奥へと進む。羊の群れを抜けたところで、草原を走りだす。

「突っ切るぞ」

 言われるまでもなかった。セーレのある洞窟へと向かって一目散に駆ける。

 銃声が二人を追いかけ始める。

 ふと気になってイユは後ろを振り返った。レパードがイユのすぐ後ろで走っているのがみえる。その更に奥に兵士たちがいる。二十人近くもいるうえ、意外と引き離せていない。

 惜しまず速度を上げた。とにかく離さなければ、銃弾を受けかねない。すぐにレパードも追いついてくる。やはり龍族は体力に自信があるらしい。リュイスほどではないが、あまり息切れした様子を見せない。

 二人が全力を出して走れば洞窟はあっという間に見えてくる。洞窟の入口で、翠の髪と桃色の髪の二人の姿を捉えた。

「いたわ!」

 イユたちの推測は当たったらしい。正直ほっとした。二人の姿を見ることなく船についてしまったら、リュイスはブライトに連れ去られたことになる。

 目に意識を持っていくと、ちょうどリュイスが魔法で兵士を吹き飛ばすところだった。

 まだ兵士が数人残っている。この分ならば二人が戦っている間に追いつける。そう見込んでいたら、残った兵士の足元から木の根が生えた。瞬く間に兵士の体にそれらが巻き付いていく。兵士が悲鳴をあげているが、動けないようだ。体を縛る魔術の類だろう。法陣でイユたちを縛った魔術とはまた違う種類である。

「あの魔術師、何者なの?」

 レパードには詳細が見えていない。走りながら説明すると呆れたような顔をされる。

「天才魔術師、らしいぜ」

 しかしその魔術はどうやら長続きしないらしい。イユたちが兵士に近づいたところで、兵士に巻き付いていた根がしゅるしゅると力をなくしたと思うと地面へと潜っていったのだ。数人は先に中へと入っていったリュイスたちを追いかけていくが、残りの二人はイユたちを待ち構えることにしたらしい。銃を構え、間違いなく撃とうとしている。

「させないわ!」

 イユは足に力を入れ、一気に兵士たちのいる洞窟へと入り込む。兵士が狙いを定めようと銃口を動かすのを捉えた。しかし逆光になっているせいで眩しいのか、狙いがずれている。遅れて聞こえた銃声から、かつてイユがいた場所へと銃弾が放たれ虚しく地面を穿ったのが伝わった。

 兵士の一人を叩き飛ばすと、その先にいたもう一人の兵士へとぶつかっていく。兵士はイユの突撃を受けても銃を手放さなかったが、代わりにイユはその銃を蹴りつけた。銃口がひしゃりと潰れる。

 兵士の驚愕の様子を感じ取って、それを隙とみて蹴り飛ばす。洞窟の壁へと飛ばされた兵士は後頭部を激しく撃つ。兜も歪む勢いのため、意識が飛んでいることだろう。

 追いついたレパードが、

「怖い、怖い」

 とおどけながらもイユの横を通り過ぎる。洞窟の奥へと一足先に入っていくレパードを追って、イユも走り出す。

 今ので時間がとられてしまったらしく、ブライトとリュイスは既に近くにはいない。洞窟の奥だろうが、この洞窟は言うほど広くない。とうの昔にセーレの近くまで行っているかもしれない。

 ブライトが描いたと思われる光のない法陣を踏みつけ、イユは進んだ。


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