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お約束破りの魔王様  作者: 親交の日
聖魔大戦編
65/95

聖魔大戦

 



 ーーーーーー


 島へと転移したジンは、まずエルフと獣人に手紙を送った。内容はとても簡潔。そして、双方の仲があまりよくないために文面もまったく同じであった。届いた時刻で争うなら……それはさすがに知らない。文面は以下の通り。


『これから少しばかり迷惑をかけることになる。申し訳ない。だが、これからも仲良くやれると嬉しい』


 と、天使たちと全力で激突することで少なからぬ影響が出ると見越し、先に謝罪した。なお『これからも仲良く〜』というくだりは社交辞令であり、敵に回ったら仲良くできないよ、という脅迫でもある。考えたのはアンネリーゼとフローラ。貴族言語に長けた二人だ。敵は少ないに越したことはない、ということで彼らに釘を刺したのである。


「……ふむ。結界で侵入を防げると思ったから、それとも島民の生活に支障が出ることを嫌ったか、内部では魔法は使えるようじゃの」


 ルシファーはきょろきょろと辺りの様子を調べ、そう結論づけた。


「つまり、どういうことですか?」


 ユリアが訊ねる。


「結界が張られていることはわかるじゃろ?」


 ルシファーの問いに、頷くユリア。ルシファーは満足そうに笑む。


「あとは簡単じゃ。実際に魔法を使えばいい。そうすれば結界内でも使えるか否かはすぐにわかる」


「でも、さっきのように詳しいことまではわからないと思うのですが……」


「それほど難しくもあるまい。ドラゴンはともかく、エルフや獣人は魔法を生活の一部として使っておる。それが使えないとなれば、彼らの生活は根底から変わらねばならなくなる。ミカエルはそこまで非情ではない。甘いともいうがな」


 くくくっ、とルシファーは天使に似つかわしくない邪悪な笑みを浮かべる。言葉の裏を返せば、彼女ならばこのような状況下で容赦なく魔法の発動を阻害する結界を張るということであり、それは島民の生活など知ったことではないと言っているに等しい。ユリアは、それはやり過ぎなのでは? と疑問を持つ。


「しかし、ときにはそのような非情な決断も必要じゃ。人の上に立つ者としてな」


 こほん、とわざとらしく咳払いしてからルシファーは言う。


「同感だな」


 ここで彼女を援護したのは、意外にもジンであった。


「ジン様?」


「俺も同じだ。本来ならお前たちを戦場に連れてくるべきではない。命の絶対の保障はできないからな。これもそういう意味では非情な決断といえる」


「そうじゃの。強い者、役に立つ者は積極的に活用する。間柄など関係ない。ジンは上に立つ者として相応しい」


 ルシファーはジンを手放しで評価した。しかし、ユリアにはジンが喜んでいるようには見えない。


(むしろ、ご自分を責められているような……)


 ユリアの考えはほぼ直感的なものであったが、正鵠を射ていた。ジンはアンネリーゼたちを因縁ある人間との戦争ではなく、彼の私闘である神との戦争に巻き込んだことに負い目を感じていた。口ではああ言ったものの、心のなかではやはり帰すべきではないかという葛藤が続いている。


 そんな懸念を払拭しようと、ユリアはジンに微笑みかけた。


「ジン様。わたしはーーいえ、わたしたちはジン様の偉業をこの目で直接見ることができるばかりか、そのお手伝いができることを光栄に思います」


 抽象的な言葉だが、言わんとすることはしっかりとジンに伝わった。


「ユリア……」


 と、愛おし気に名前を呼ぶや、丁寧な手つきで頭を撫でた。ユリアはふあ、と気持ちよさそうに目を細める。


「たしかに……これはまさしく偉業よの。人の身でありながら、神を打ち倒すというのじゃから。しかし、そなたならばそれもできよう」


 ルシファーはこの再戦の成功を確信する。そのなかで、リーダーに相応しい器量を持つ彼を下らない神の意向によって排斥されてはたまらない。彼女は改めて戦勝を誓った。


「では、開戦の号砲といこうか」


 そう言うと、ジンは右手を神山に向ける。すると手の先に複雑な魔法陣が浮かび上がり、巨大な魔力の光球が生まれた。【キャノン・ファイヤーワークス】。開戦の号砲というだけあって、本来のジンのスタイルとはかけ離れた、見栄え重視の魔法だ。ただし、術者はジン。見栄えを重視したからといって、その魔法が並大抵の威力でおさまるはずがなかった。


 魔法は音もなく撃ち出された。魔力の洪水が神山目がけて、行きがけの駄賃に目前の森林を薙ぎ払いながら突き進む。魔法は、神山を左右に両断して消え去った。


「「「……」」」


 アンネリーゼたちは、魔法のあまりの威力に唖然とする。わかってはいた。わかってはいたのだが、想像するのと実際に目にするのとでは衝撃が違う。


「さ、さすがじゃの……」


 ルシファーもこれほどの威力とは思っておらず、酷く困惑していた。頰が引き攣っている。


 しかし、ぼーっとしている暇はなかった。


 ーーゴーン。


 ーーゴーン。


 ーーゴーン。


 と、鐘の音がする。ジンの魔法の威力に敵も驚いたのか、早々に門が現れた。そこから無数の天使が降ってくる。そのなかにあっても感じられる一際強い気配が、熾天使ミカエル。


 敵は天使だけではない。シルヴァーノ以下のドラゴンもわらわらと現れる。さながら、巣を攻撃されたアリのようだ。


「来たわね……」


 麗奈が警戒する。瞬間、ジンたちは意識を戦闘モードへと切り替える。


「性懲りもなくまた現れましたか。それに今度は随分とたくさんのお仲間を連れてきたようですね。ですが、その程度でわたくしたちは突破できません」


「ほう。しばらく会わぬうちに、生意気な口を叩くようになったな、小娘」


「小娘? 一体誰に向かってーーっ!? る、ルシファー!?」


 ルシファーの姿を見て狼狽えるミカエル。逆にルシファーは、そんなミカエルを見て嗜虐的に笑う。二人の間には何らかの因縁があるようだった。


「神力を見れば、相手がどのような者かすぐわかるであろうに。妾に気づかなかったということは、それを怠っていた証に他ならぬ。何か、申し開きはあるか?」


「……」


 ミカエルは沈黙する。返す言葉もないとはまさにこのことだった。これにルシファーは苦笑する。


「まあ、予想通りじゃったな」


「?」


 なぜルシファーは、ミカエルが神力での索敵を行なっていないと予想できたのか、わからないミカエルは首をかしげるばかりだ。一方、ジンは理由がなんとなくわかってほー、と感心する。


 もしもミカエルが神力での索敵を行なっていたならば、ジンが神力を使えることを看破できていたはずだ。ルシファー曰く、ジンの神力は特訓によって覚醒したわけではなく、昔ーー転生したときから既に保有していた。ただ、イメージでなんとかなる魔法とは違い、神力は存在の知覚が必須だ。だから使えなかった。それでも存在はしているわけなので、知覚することはできるのである。


「妾の教えを忘れておるそなたには、ちとキツイ仕置が必要じゃの」


「ひっ!」


 ミカエルはトラウマがあるらしく、肩をビクッと跳ねさせる。しかしすぐに気を持ち直す。


「い、いつまでもあのころのわたくしではないのです!」


 そう言うや、錫杖を振るいつつ突撃してきた。


「小癪な」


 ルシファーもこれに応戦。天使二人が戦闘状態に突入した。


『ジン様、ご指示を』


 ブリトラがジンに指示を求める。


「お前たちはドラゴンを頼む。ブリトラはあの、一番大きな奴だ」


『承知しました』


 ジンはブリトラたちに敵ドラゴンの迎撃を指示した。特に最強のブリトラは、相手の中心であるシルヴァーノにぶつける。


「アンネリーゼたちはブリトラやルシファーの援護だ。アンネリーゼ、ユリア。フローラを守ってやってくれ」


「「はいっ!」」


 依頼をきちんとこなせばご褒美がもらえる。そのことをよく知る二人は、与えられたミッションを完遂しようとやる気を漲らせた。


「フローラは何も気にせず、思いっきりやれ。二人が守ってくれる」


「頑張ります」


 両の拳をグッと握ってやる気を表現する。ジンは頑張れ、と彼女の肩をポンポンと軽く叩く。


「ーー麗奈」


 そしてフローラの許を離れ、麗奈を呼ぶ。そのときのジンの目は鋭く、気持ちは戦闘モードに切り替わっていた。


「ええ、やるわよ」


 麗奈も剣を抜いて構える。二人の主なターゲットはミカエルが呼び寄せた天使たち。そして最大の目標は、それらを突破した先にある門を潜ること。その門が天界へと通じることは、ルシファーから教えられていた。


 二人は門を目がけて突撃を敢行する。先陣を切るのはもちろん麗奈。近接特化の彼女はその力を遺憾なく発揮し、手に持つ聖剣で襲い来る天使たちを次々に両断していく。そんな彼女を横からサポートするのが、ジンが召喚したスケルトンたち。天使たちの数の暴力には数で対応する。さらに後方から、ジンの正確無比かつ強力な援護魔法が飛んでくるーーという戦法だ。天使の戦力がゴリゴリと削られる。


「っ! このままじゃ……」


「よそ見をするでない!」


「きゃっ!?」


 天使たちのやられぶりに気を取られた隙をついたルシファーが、ミカエルに一撃を入れた。錐揉みしつつ墜落していくミカエル。しかし地面に激突する寸前にどうにか体勢を整えて事なきを得る。


「やりなさい!」


 ミカエルはルシファーに天使たちを嗾ける。被害が拡大するが、彼女はそれも織り込み済み。その目的は時間稼ぎであり、その意味では目標は達せられた。他の天使がルシファーを足止めしている間にミカエルは神術【ジャッジメント・サークル】を完成させていたのだ。


「天に弓引く咎人に断罪を!」


 放たれる断罪の光。その波が門を中心に戦場一帯を覆った。しかし、


「な、なぜ……」


 ミカエルの愕然とした様子で声を震わせる。神敵を焼き殺すはずの断罪の光は、しかしその期待に反して何も焼くことはなかった。ジンたちはもちろん、ブリトラたちドラゴン軍団、さらに前回は一掃されたスケルトンでさえ、元気に戦い続けている。


「愚か者め」


 そんなミカエルに、ルシファーは冷笑をぶつける。


「……どういうことですか?」


 問いに対し、ルシファーは子どもに悪い成績(通信簿)を見せられた親のように殊更大きなため息を吐く。怒りこそしなかったものの、幼児を教え諭すように『愚か者』と言った理由を説明する。


「妾は言ったはずしゃぞ。『神力を見よ』とな。助言を得てもなお行わぬのは、愚か者の証よ」


「……」


「そこに答えはある」


 ルシファーはあまり多くを語らず、それで言葉を締めた。指摘を受け、ミカエルはようやく神力を見る。


「そんな……」


 ややあって、信じられないといった様子でジンたちを見るルシファー。彼女が感知した神力は、あり得ないところから出ていたのだ。


「なぜ、なぜあなたが神力を使えるのです!? これは天界のーー神に属する者だけが持つ特別な力だというのに!」


 周りの人間、魔族、ドラゴン、さらにはスケルトンまでが神力をまとっている。それはミカエルが率いる天使たちも同じ。しかし、それらの神力は微妙に異なる性質をまとっていた。それは彼らが別々の神の使徒(あるいは被造物)であるためだ。


 神は非常に優れたポテンシャルの持ち主だが、下界に干渉するのはミカエルの主を含めて下級の神。上級のそれよりも扱える神力の量は少なく、天使も無尽蔵に生み出せるわけではない。数十、多くても百が限界である。無数の天使を揃えられたのも、様々な神に声をかけて集めて回ったからに過ぎない。……借りものを湯水のように消費していくなど、ミカエルの主のような図太い神経の持ち主でなければできないだろうが。


 しかし、ジンはどうだろうか。配下の神力は絆の糸ともいうべき経路パスを通り、すべてジンから供給されている。その上、神力を込めてスケルトンにも神力を付与していた。その数はミカエルが使役する天使に匹敵するわけだから、単純計算では下級の神百柱以上の神力をジンひとりが保有していることになる。はっきりいって異常。少なくともただの魔族ではない。神に連なる者ーー特に上級の神レベルの神力の持ち主ということになる。ミカエルにとって、これは看過できないことだった。


「これでわかったじゃろう。このジンの歩みを止めることは叶わぬ。この島のドラゴンに模造天使の大軍、そして本物の天使が束になってかかろうとな」


 ルシファーは言外に停戦を呼びかける。しかし、


「わたくしは主命を果たすのみです! ーー戦士の守護者として、名もなき英雄たちに己が道を切り拓く力を……【ホーリー・クルセイズ】!」


 ミカエルは従わず、術を行使した。彼女を中心に神力の波が広がる。そして天使が、ミカエル側のドラゴンが、それぞれ仄かな光を纏う。その状態の彼らは、以前より動きが格段によくなった。ブリトラたちは苦戦を強いられる。


「何ですか!? 急に強く……っ!」


 防戦を強いられているアンネリーゼが【イージス】で防ぎつつ、説明を求めるかのようにルシファーを見る。幸い、ルシファーはその答えを持ち合わせていた。


「固有能力を使うとは……。本気で勝つつもりか」


「固有能力?」


「うむ。妾たち熾天使は他のそれとは違って、能力をひとつ授けられておる。ミカエルの【ホーリー・クルセイズ】は、配下の能力を大幅に引き上げるというものじゃ。このような集団戦では、厄介なこと極まりない代物じゃの」


 疑問に対し、ルシファーは淀みなく答える。天使の能力はそこそこ重要な情報のはずだが、禁則事項というわけではないらしい。イマイチ基準がわからない、とジンは首をかしげる。だが、それは今すぐに議論すべきことではないとその考えを頭の片隅に追いやった。


「アンネリーゼ。“アレ”は持ってるな?」


「は、はい!」


 ジンの抽象的な問いに、アンネリーゼはどもりながらも答えた。その答えに満足したらしく、ジンは大きく頷く。


「麗奈、ブリトラ! 仕切り直しだ! 下がれ!」


 そう言うや、ジンは【バレル】を使用。アメリカ軍顔負けの濃密な砲撃によって味方の撤退を援護する。


「どうしてよ?」


 戻された麗奈は抗議する。しかしジンはそれに取り合わず、【バレル】の余波によってミカエルたちが混乱しているわずかな間に次の魔法を組む。使うのは、見栄え重視のはずが意外と威力の高かった【キャノン・ファイヤーワークス】。これを見たミカエルたちが慌てて退避するなか、この日二度目の光条が放たれる。少し取り逃がしたものの、魔法は射線上の敵を薙ぎ払う。射線から退避したことで、魔法が通った場所にはぽっかりと穴が開いたことになる。


「行くぞ」


「え?」


 ジンは麗奈の手を取る。行くぞ、と言われてもどこに行くのかよくわかっていない麗奈。咄嗟に反応を返せない。が、沈黙は肯定という地球ルールに基づき、ジンは動く。【パック】の魔法を使い、自分の周りの空気を固定。そして【ロケット】の魔法で絶大な推進力を得た。


 このときジンがイメージしたのは、宇宙へと駆け上がっていくロケットであった。そのイメージに違わず、門へ向けて一直線に突き進む。


「きゃあああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜ッ!」


 ジェットコースターなど目じゃないスピードで飛んでいく二人。麗奈は堪らず甲高い悲鳴を上げた。


「しまっーー!」


 ミカエルはジンの狙いを看破し、臍を噛む。あの速度では手の打ちようがない。天使やドラゴンで行く手を阻むことはもちろん、遠距離攻撃で妨害することも。彼女にできたのは、二人が門に消えていく姿を見守ることだけだった。


「ジン様……」


 アンネリーゼも、門に消える愛しい人の名を呼ぶ。本音では、彼の隣にいたい。一緒に門を潜りたかった。しかしジンは、これは異世界人で女神との因縁がある自分と麗奈の仕事だ、とその願いを断っていた。その代わりに与えられた使命が、島に連れてきた戦力を無傷で撤退させることだった。ジンの名を呼ぶとともに、無事を祈る。それも一瞬で、次の瞬間には魔王の妃ーー魔族のナンバー2としての顔になっていた。


「皆さん、撤退しましょう」


「させません!」


 ミカエルは逃すものかと錫杖片手に突撃してくる。だが、それはアンネリーゼとユリア、フローラの三人が展開する【バリア】によって防がれた。さらに【バリア】はミカエルの周囲で三角形を作り、押し潰すことで彼女を拘束した。ミカエルは四苦八苦しつつ脱出。反撃に出ようとするが、


「それでは、ご機嫌よう」


 その間にアンネリーゼは小道具を取り出していた。長方形の青い水晶を片手に、彼女は貴族令嬢よろしくカーテシーを決める。その体勢のまま転移、と唱えれば、一瞬にして島にいたジンの味方が消えた。全員が【転移】したのである。


 アンネリーゼが持っていた青い水晶は、ジンが作成した【転移】の魔法と必要な魔力が込められたものだった。これを発動させると、効果範囲内で認識票タグを持っている者全員が転移させられるというものだ(魔力量の関係で最大千)。ジンは作戦前に必要な認識票を配り、アンネリーゼには水晶を持って転移、と唱えるように言っていた。すべては味方を安全に退避させるためだ。


 なお、万一に備えて蓄積された魔力には神力も少しばかり含まれている。たとえ結界が内部での魔法発動を阻害する仕様でも、これなら問題なく使えるというわけだ。


「またしても……っ!」


 門への侵入を許した上、敵をまんまと取り逃がした。ミカエルは癇癪を起こす。


「どうする?」


「どうするも何も、追いかけるに決まっています!」


 シルヴァーノに当たり散らすと、ミカエルは配下の天使を率いて門を潜る。シルヴァーノたちは何も言わずに見送った。やがて、門が消える。天界との接続が断たれたのだ。シルヴァーノたちには、天界へ上がる権利はない。その原理原則は、ジンという侵入者が現れたという非常事態でも覆らなかった。


「……まあよい。仕事は果たした」


 シルヴァーノはそう漏らすと、配下のドラゴンとともに大きく形を変えた神山の警備という、本来の業務に戻るのだった。




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