降下開始!
そして、投下開始の一時間前になると全員がケンプファー号の元へ行き各自で支度が始まった。
レーア達の武器がケンプファー号に固定され、変わりに少し大きなバックを前にパラシュートを背中に背負い始めた。
だが、ここまで来ても神威は疑問に思うことがあった。
ーーどうやってこいつを降ろすんだ?
神威は至るところを見てもケンプファー号はディッカーギガントの機体にワイヤーで固定されていた。
様々な確認をした後あっという間に降下開始時刻になろうとしていた。
すると、ディッカーギガントの後ろが開き始めた。
もう日は落ち始めているのがわかった。
まず先にレーア達が順番に飛んで行った。
次は自分たち戦車が降りる番と言う時にワートンの通信が入った。
「これから降下する。全員の無事の帰還を祈ってるぜ!パージ!」
そう言った途端周りから
バスバスバス
という音がしてすぐに空中にいることがわかった。
さっきまで固定されていた地面にたっていたような感覚から浮遊する感覚へと変わったからだ。
神威がキューポラの覗き窓から外を見てみると確実に落ちているのがわかった。
すると、パラシュートが開くのがわかった。
ケンプファー号はその後ゆっくりと降りていった。
地面に着いた時全員がホッとした様子だった。
だが、すぐに周りの索敵を始めた。
全員が周りを確認する。
幸い周りに敵はおらず、レーア達もこちらがワイヤーなどを外して支度を整えている間に合流することが出来た。
ケンプファー号の下にあった鉄の板を見て、ディッカーギガントから機体の底ごと切り離したのがわかった。
パラシュートも四つ付いていて、その紐もワイヤーだった。
全ての支度を整え、ケンプファー号は前線基地の空港まで走り始めた。
作戦では夜間に偵察をする予定であるため、夜までに着くのか、そして道中敵に見つからないかが、神威達の不安だった。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
なかなか忙しく最近文章が短くなっているのをお許しください。
少しでも投稿しようと考えておりますのでどうかよろしくお願いします。




