殺られる前に殺れ
アルベルツ・エーデル
性別 女
髪の色 銀
シュロース帝国出身
男のような口調
そう思った時、
ダダダダダダダダ
銃弾がワイバーンの横を通っていく。
銃弾が撃たれた方角を見るとティーガーの車載機銃で撃っていた。
ーーあぁエーデルが来たのか。
ワイバーンは標的を変え、ティーガーの方へ向かった。ティーガーは撃ち続ける。
しかし、数発当たっているはずなのにそれでもなおティーガーへ向かう。
ーー7.92mm機銃が当たってるのにまだ動くか、それに機銃席だから主砲も撃てない。それに、銃は吹き飛ばされた時にどっか飛んでっちまった。チッ、こちらも何か武器があれば。
そう思い見渡すと最後調べる気だった建物の中にパンツァーファウストが立てかけてある。
痛いのも忘れ、建物の中にあるパンツァーファウストまで走る。
ワイバーンはそれに気づいたのか、急いで戻ろうとする。
しかし、遅かった。
パンツァーファウストを手に取った。
後ろに窓があることを確認し、前の窓へ向けるとワイバーンがこちらに向かって吠えた。
だが、その吠えにも脅えずワイバーンの正面に向けて発射!
「ズドォム!」
ワイバーンは窓から少し離れたところまで吹き飛んだ。
自分も爆風で壁に思い切りぶつかり気を失ってしまった。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
気絶してしまった神威!
どうなってしまうのか!?
次回をお楽しみに