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基地への帰投

基地は丘に囲まれているらしく、基地は対空装備も整えておりドラゴン達への対策は万全だという。


基地に向かう途中にエーデルに聞いてみた、

「そう言えばあのドラゴンってなんて呼ばれてるんですか?」

「あぁえーとだな。一番小さいのがワイバーン、次に大きいのがサラマンダー、現時点で一番大きいのがドラゴンだ。」

「最初あった時のは・・・」

「ワイバーンだが?」

「あれで一番小さいんですか!?」

「あぁそうだ。あんなに破壊力もあるくせに一番下のワイバーンだ。」

「戦車も歩兵もいたのに一番下のワイバーンに勝てない・・・ドラゴンなんか戦えないんじゃ・・・」

「いや、あの時は連日の戦いの末、基地に帰投中を襲撃されてな。死にものぐるいで逃げてたんだ。まぁ結果たった一体のワイバーンに部隊は壊滅させられたがな。それに、ドラゴンに関しては高角砲で倒せる。一応な。」

「一応・・・」

「まぁ深く考えるな、私の基地には幸い高角砲も設置はしてある。万が一ドラゴンが来ても叩き落とせるさ。」

「それなら基地も生きてるかもしれませんね。」

そんな話をしながら丘を登った。


丘の丁度一番上に来た時、僕は唖然とした。

大量のワイバーンの死体と壊れた対空機銃や高角砲そして、兵士や戦車。

「遅かったか。」

そうエーデルは呟くと、走って基地の方に向かった。


自分も一瞬躊躇したが、エーデルを追いかけた。

基地は本当に警備が厳重だったのだろう、対空機銃や高角砲が、多く配置されていた。戦車はもちろん大勢の兵士もいた。


「みんなやられてる。」

「あぁまさかここがやられるとは・・・」

「生存者を探しましょう。誰かひとりぐらいいるかもしれません。」

「そうだな。」

エーデルはとても辛そうにそう返事をした。

その後、基地の中を呼びかけをしながら歩いたが誰1人生存者はいなかった。

エーデルと合流するといつもの美しくキリッとした顔の彼女ではなくそこには悔しそうな顔をするエーデルがいた。


取り敢えず敵がいないことを確認し、戦車を持ってくることにした。エーデルには悪いが、操縦できるのがエーデルしかいないので戦車を取りに行って貰い、自分は少し残った建物の中で座って待つことにした。

ーー戦車をとってきてもらってからなんて声をかけたらいいのだろうか。

どうも作者のかるびぃんです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

基地は壊滅!憎しみと悲しさの混沌にいるエーデル!この後主人公のとる行動とは!

次回をお楽しみに。

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