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- 深海 -


 ふと、気がついたら以前の投稿より3ヶ月たっていたという事実を今朝しりました。


 更新されていません的なのが乗らないように頑張ってたのに(´・ω・`)


 まさかこうなるとは。


 もういい! 思い立ったが吉日じゃい。


 今投下してやらぁ!


 っという事で次話です( ・ω・)_凵 どうぞ

*ミリア*


 誰もが一度はつらい経験をした事があるだろう。


 こんな言葉がある。


 つらい体験と引き換えに手に入れられるものは、唯一、自分を知ることだといっても過言ではないかもしれない。

しかし、その手みやげは、苦しみの代価として十分見合うもののようにも思える。


 確かにつらい経験をすれば、それだけ自分としての中身が見れるだろう。


 しかし、それは苦しみの分だけいうことだろう。


 ならば、俺はどうだ?


 俺は自分がどこにいるのか、自分が誰なのかも分からなくなる程に永い時を真っ暗な地下室で孤独に暮らした。


 怪我をして、痛い苦痛。


 誰にも認められない、社会的苦痛。


 恋が成就しなかった、恋愛的苦痛。


 世の中にはさまざまな苦痛がある。


 しかし、どれほどの苦痛でも、周りに自分と同じ人間が存在すれば、自然と時間が安らぎを与える。


 人は自分より惨めな者を見ると、蔑み、優越感に浸るもの。


 だが、この俺はどうだ?


 誰もいない、暗い部屋。


 自身の息遣いと衣類の擦れる音だけが哀しく響く静寂な部屋。


 自分の周りには何もない。


 時が進むたびに身体に刻まれる苦痛。


 孤独。


 孤独


 孤独。


 ありとあらゆる苦痛の中で最も恐ろしいのが孤独だと俺は確信している。


 その苦痛をどれだけの永い間味わったのだろう。


 自分勝手に、鳥の気持ちを何一つ考えず、ただ閉じ込め、逃げ出したら必死に追いかけ、そしてまた閉じ込める。


 籠の中の鳥だ。


 翼を失った鳥はどこにもいけない。


 相手は子供だ。


 ただ無邪気に、残酷なまでに純粋で、自身の欲のためだけに動く。


 ならば、羽ばたけない鳥はどうすればいいか。


 簡単だ。


 こ ろ せ ば い い


 永遠と迫りくる籠を壊せばいい。


 二度と俺を捕まえられないように、粉々に。


 だが、ただ壊すのならどれほど楽か。


 子供には親がいる。


 必ずいるのだ。


 無邪気故、どこにでも行ってしまう。


 その行動を限定するために。


 ただ子供を壊せば、親に発見され、赤い衣を纏った鳥を処分するだろう。


 それではだめだ。


 何故なら鳥は自由を求めている。


 自由という目的のために子供という籠をこじ開けたのだから。


 ではどうすればいいのか。


 親にバレずに子供を壊す。


 それが最大の壁なのだ。


 それを成功させるには、膨大な時間と巧妙な策が必要だろう。


 だが、俺ならどうだ?


 時間という概念にとらわれず、それこそ永遠と呼べる時の中で誰も辿り着けないような迷路をつくる。


 俺という唯一絶対の種族なら。


 人が想像できることは、必ず人が実現できる。


 つまり、人が空想できる全ての出来事は起こりうる現実である。


 想像できる、思いつくということは、人間の思考の範囲内にあるということだ。

 人はこれまでも、こうであったらいいと、まず想像をして、次にそれの実現を目指して努力し、すべて実現してきた。

 そもそも想像できなければ、努力のしようがない。

 時間はかかるが、想像できることは、いつかは実現できる。


 だが、それは人という檻に囚われた者だ。


 俺ならどうだ?


 俺には時間がある。


 そして、遥かに早く現実に出来る力もある。


 俺ならできるのだ。


 だからこそ、今考える。


 考え続ける。


 子供を滅し、親から逃れ、自由を手に入れる手段を―――




*アニー*


 やっと、やっとこの時間が戻った。


 離れ離れになり、孤独を味わい、永い時の果てに手に入れた出会い。


 この瞬間をどれほど待ちわびただろう。


 私は、この嬉しさをどう表現すればよいのだろう。


 しかし、この子は私とは違う。


 恨み、憎しみ、そして深い深い闇を私に抱いているだろう。


 許しをこうなんてしない。


 以前は、この子がゆるしてくれるまで、いつまでも謝ろうと思った。


 しかし、この幸福な時間は決して守られてはいないのだ。


 いつ壊れてもおかしくない。


 だからこそ、そのような時間があるならば、私は今のこの瞬間、このひと時を噛み締めて、この子と笑って過ごす。


 そう決めた。


 泥にまみれた、醜いアヒルの子であっても、この子に認められるのならば、必ず美しい、この子が誇れるような立派な白鳥になろう。


 この子が私を、姉として信頼してくれるのなら、その言葉が例え偽りであろうと、私はこの子のためならばなんだってしようじゃないか。


 この子の……ためならば…………


 「あなたのためならば……」


 「…………」


 今は何も言わなくてもいい。


 その口を、いつか開けてみせよう。


 力ずくではなく、優しく、包むように。


 「……見えてきたよ。」


 私達の家が見えてきたよ。


 ミィ、あなたにはもう何も背負わせない。


 全部私が背負ってあげる。


 だから、もういいよ。


 今のように、私の両腕の中で、眠っていて。


 あなたは明るい場所を歩くの。


 暗い道は私が歩いてあげるから。


 「私の……大切な…ミィ―――」


 どんどんすれ違っていきますね。


 こういうのがアニメでもあるとwktkするんですけどねぇ。


 どうしてこういうダークなバッドエンドものってそうないんでしょうか。


 いや、理由なんてわかってるんですけどね?


 でもSSでもあまり見かけないというのは哀しい(´Д⊂


 あ、ちなみにこれからもどんどんおかしくなっていきます。


 どんどん考えがすれ違っていきますぞい。


 狂気に包まれたロリとか俺得。

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