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Happy End


『崩愛感情』のHappy Endバージョンです。

 



 俺は彼女を突き落としてしまった。

 手には彼女の体温がまだ残っている。


 気持ちが悪い。

 気味が悪い。

 

 そして、俺はようやく気付いた。


 取り返しのつかないことをしてしまったと。




 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 目が覚めると、そこは真っ白な空間でした。

 頭には激痛。体も真っ白に埋め尽くされていました。


 そして、私は気付きました。

 ここは病院で、私は重体だということを。


 彼に突き落とされたのも思い出しました。

 でも、悪いのは彼じゃない。


 私があんな姿で。不気味な姿で。

 彼の優しさに頼っていたからだと、気付きました。



 後日。

 彼は、警察の人に囲まれて面会に来ました。

 嬉しかった。

 きっと、彼は罪を償おうとしたんだと。


 泣いて、泣いて、謝ってくれた。


 だから、私はそれに応えよう。



「彼は何にもやってません。私が一人で落ちたんです。」




 彼とは復縁した。




 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 何度突き落とされても、

 何度重体になっても、

 何度切り刻まれても、

 何度叩かれても。

 

 たった一度の愛の言葉で、私はあなたを許そう。



 それが、私の崩愛感情。



 。


 意味分かりません、後半。

 M?どMなんですか、こいつ。

 でも、彼も許されたということで。

 これは、Happy Endなんです、多分。

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