表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

なんか知らんけどTSった。

気分転換に書いてみました。

TS・現代ダンジョン・銀髪ロリ。

属性もりもりですね。

てめぇ転移危機どうしたって思われるかもですが、私のうっすい知識量じゃあの作品書くのに掛かるカロリー量が凄いんですよ。

睡眠とは素晴らしいものだ。

時間がすぐに過ぎていくし、嫌なことを考えずに済む。

特に、上位ダイバーとしての批判だの賞賛だの。

私としてはそんなものどうでもいい。

探索と多少の贅沢ができるくらいのお金。

それさえあれば別にどうだっていい。

特段、女性強いに興味があるわけでもない。

そんな人間からすれば、女性から言い寄られるのも億劫だし、賞賛だの批判だのもめんどくさい。

できればそんなこととは無縁の、探索が自由にできる平和な人生がいいのだ。


「ねみゅい………」


…………へ?


「あー……そうそう私の声はこんな感じの〜」


美少女なわけ無い。

17の男の声がこんな8歳ぐらいのロリの声なわけ無いだろ。

てかなんでこんな声になってるの???

私特に変なことしてないよね???


「喉壊した…‥‥?えーっと、のど飴のど飴」


喉壊しやすいからのど飴常備しといて良かった。

のど飴を口の中に放り込む。


「ん〜やっぱ龍角散」


そう言って姿見を覗き込む。

そこには、リアル8歳ぐらいの少女が写り込んでいた。




「………………………???」




一体全体何が起こってるの??

はい??

私別に女の子誘拐してないよね??


「え、これ私??え?ガチで言ってる?」


一旦落ち着こう。

きっと夢だ。

ほっぺでも抓ねれば元通りに………


「ならない!現実じゃん!」


え、これ戸籍とかどうするの。

というかこの家に住んでて大丈夫なのこれ。

いや大丈夫か、持ち家だし。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あの後、あーでもないこーでもないと1時間くらい葛藤した結果、とりあえずダイバー登録をすることにした。

ダイバーというのは、5年くらい前に発生した、俗にいうダンジョンを攻略する人々のことである。


ダイバー登録に身分証明書は要らない。

それでいてダイバー免許証は身分証明書になるという、今の私に最適なアイテムである。

ダイバー登録に必要なのは筆記試験だ。

といっても、直前に付け焼き刃で勉強すればいいレベル。


もともと私はダイバーだ。

ダイバー試験に必要な情報(常識)は身についている。


そう思い立って今私は電車に揺られている。

服はダボダボだ。

もとの身長は160cm、そりゃそうだといった感じだろう。

視線がすごい。

まあ、ロリがこんなダボダボな服着て電車に乗ってたら目も引くだろう。

強引にベルトで押さえてなかったら、殆ど服の意味をなしていないことであろう。


ダイバー登録が行えるのは横浜。

赤レンガ倉庫の近くだ。

その近くには、チュートリアルダンジョンと呼ばれている横浜第一ダンジョンがある。


登録したらチュートリアルダンジョンで腕が落ちてないか肩慣らししよう。

私の愛刀や服も亜空間に入れて持ってきているわけだし


【次はぁ〜横浜ぁ〜横浜ぁ〜】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


横浜第一ダンジョンなんていつぶりだろうか。

ダイバー登録を行える場所であるダイバー総合組合横浜支部は、近くのショッピングモールに併設されている。

たった5年前までは、衣服だの食品だので賑わいを見せていたモールは、今やダイバーの装備を売り捌く地へと変化を遂げていた。

なんやかんや、日本人の適応能力は高いんだと実感する。


「すいません、ダイバー登録をしたいんですけど……」

「………っ!」


受付の女の人の顔が赤い。

まあ、そりゃそっか。

今私、8歳ぐらいのロリ。

おまけに桜色と藍色のオットアイで銀髪ロングだし。

顔もお世辞なしで美少女。


「あのー、登録を……」

「っああ!はい!えーと、こちらの名簿にお名前をお願いします!」


そう言って名簿が差し出される。

あー名前どうしよ。

もとの名前が………夕月結。

まあ、そのままでいっか。

いくら同姓同名でも、目の前にいる女の子が、世界トップのダイバーだなんて思わないだろうし。


ボールペンを受け取って記入を始める。

それにしても、女の子っぽい名前で良かった。

名前考えるのめんどくさいし。


「えーっと、お名前が夕月結ちゃん。ちなみに〜何歳かな?」


あ、歳どうしよ。

実年齢17だし、15くらいでいっか。

12歳から登録可能だけど、大体の学生は中1の15歳で登録するって言うし。


「15です」

「じゅっ、15!?」

「はい、15です」


目の前の女の人が驚きの顔をしている。

まあいっか。


「じゃあ、私は試験場に行くので」

「ふぇ、へ、あっ、はい」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今、目の前には巨大な門がある。

中世風の門だ。

まさにこれが横浜第一ダンジョンの入り口である。

周辺はコンクリート製のTウォールで囲われ、警官が周辺警備をしている。


ダイバー登録試験は非常に簡単だった。

制限時間は1時間。

でも30分くらいで終わった。

まあ、簡単。

殆ど常識。


既に進入受付は終わってる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ