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【卒論だこれ】卒論の説明と調べた内容のメモ

私の卒論は『言葉遊びについて』でした。日本語学!

願掛けや掛言葉、駄洒落など、日本語ならではの言葉遊びについての調査。

古くから願掛けや掛言葉など、日本には同音異義語を用いた言葉遊びが数多くあります。現代でも、特に男性に多いですが、駄洒落を言う方はたくさんいます。また、テレビ番組でも大喜利の謎掛けは長らく人気があります。さらに大喜利のケータイアプリケーションなどもあり、これらのことから言葉遊びは日本人にとても愛されていることがわかります。

では、なぜこれほどまでに愛されているのでしょうか。

それは日本語の同音異義語の多様性にあると考えます。

まず日本語の言葉の表現の多さは日本の長い歴史にも関わりがあると考えます。日本の長い歴史は、移り変わりながら多くの言葉を創造しました。

さらに日本には地域や時代による多様な文化もあります。そういった面からも様々な言葉が生まれ、その中で出来た同音異義語を用いた言葉遊びの文化は、手軽な娯楽として広まっていったのではないでしょうか。

こういった日本の歴史や文化、それによる背景から生まれた日本の言葉遊びには、独自性と多様性がある為、現代でも親しまれ愛されているのではないかと考えます。



日本語の言葉遊び→特に掛言葉に絞る


例:掛詞、願掛け、謎掛け、駄洒落、なぞなぞ


【はじめに】

・昔から願掛けや掛言葉など、日本には同音異義語を用いた言葉遊びが数多くある。

・現代でも、特に男性に多いが、駄洒落を言う人はたくさんいる。

・テレビ番組でも大喜利の謎掛けは人気。さらに最近は大喜利のケータイアプリケーションなどもある。(その中に謎掛けもある)

・これらのことから言葉遊びは日本人にとても愛されていることがわかる。


【問題提起】

・では、なぜこれほどまでに愛されているのか。


【本論】

・日本語の同音異義語の多様性(できたら他言語などとの同音異義語の数の比較)

・日本語の言葉の表現の多さは日本の長い歴史に関わりがあるのではないか。

・日本には地域や時代による多様な文化もある。

・そういった面から様々な言葉が生まれ、その中で出来た同音異義語を用いた言葉遊びの文化は、手軽な娯楽として広まっていったのではないか。


結論(まとめ)

・こういった日本の歴史や文化、それによる背景から生まれた日本の言葉遊びには、独自性と多様性がある為、現代でも親しまれ愛されているのではないか。



考察


駄洒落=洒落になってる

昔はつまらないしゃれだった


しゃれはどうして洒落になったか


しゃれ の意味の使われ方の分類


さらす・ざらす→ざる→ざれる→され→じゃれ→しゃらく→しゃれ(戯る→じゃら→じゃらじゃら・しゃらしゃらゆえにしゃらしゃらからじゃない)




しゃれ【洒落】[名](「洒落」は当て字)

①当世風でいきなこと。気のきいていること。さっぱりしていてものにこだわらないこと。洒脱(しゃだつ)

俳・田舎の句合(1680)序「東坡が風情、

杜子がしゃれ、山谷が気色より初て」

②はなやかによそおうこと。また、はでな服装。いきな身なり。おしゃれ。

俳・本朝文選(1706)三・譜類・百花譜〈許六〉「しゃれを尽くし、一向(ひたすら)遊女の立振舞に似たれば」

③その場に興を添えるために言う滑稽な文句。ある文句をもじって言う地口(じぐち)。だじゃれ。警句。冗談。

洒・遊子方言(1770)「こっちへ木のめ田楽木のめ田楽と、しゃれをいふ」

④たわむれてする事。冗談事。遊び。

滑・人間万事虚誕計ー前(1813)「近所まで来たから、ちょっと寄りやした。あっちへ知らせずに、ここぎりのしゃれとしやせう」

⑤遊里などでの遊び。また、それになれていること。

黄・四天王大通仕立(1782)「江戸へズイ()きの北国(ほくこく)洒落(ジャレ)がよう御座えやせう」

⑥「しゃれおんな(洒落女)」の略。

浮・傾域禁短気(1711)三「是正真の悪晒(わるしゃれ)といふしゃれにて、歴々人の持て遊びに成物にあらず」

⑦(得意になれるような)みばえの


ざるp232


ざれ〜ざれが

p233


ざれがき〜ざれねこ

p234




『日本国語大辞典』第二版 第五巻 日本国語大辞典 第二版 委員会・小学館国語辞典編集部 二〇〇一年五月二十日発行 小学館


しゃれ晒


p1175


しゃれ

p1175〜1176


〜しやれおとこ

p1176


しゃれおんな〜しゃれつける

p1177


じゃれてんこう〜しやれる晒

p1178


しゃれる

p1178〜1179


じゃれる〜じゃれわらい

p1179



『日本国語大辞典』第二版 第六巻 日本国語大辞典 第二版 委員会・小学館国語辞典編集部 二〇〇一年五月二十日発行 小学館


さすがに卒論本体はPCで書いたから、メモにはこのくらいでした!


日文の学生にとって辞書といえば広辞苑ではなく、日本国語大辞典、通称日国典が主流です。何十冊もあるやつです。大学じゃなくても、公立図書館にもあるところにはあるよ!


専攻は本来文学だったのですが、4年生で語学に変更しました。いや〜自分の意見と合う教授いなかったんだよね! まぁどっちも学んだのでお得だよね‼︎


勉強して分かったのは、日本語というか、言語はとらわれすぎるといけないなってこと。『何をどう伝えたいか』が合ってれば、言葉は自由でいいんだなって分かったことが収穫でした。伝わらないならダメだけどね!

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