【食事系エッセイ?】キミは卵に生命を感じるか?
「卵に命を感じて食べられない」と言い放った同僚K氏。
これによって、我々はどこまで食事に生命を感じ、その忌避感から食べれないのだろうかという話になった。
みんなはどこまで食べられる?
小説風実録エッセイ(一部改変あり)
ふんわり職場の人紹介
K 氏 :自称陰キャの陽キャ。よくしゃべる。道迷わないDオタ。
Aさん :おしとやかなお母さま。
S © :クール系ゲーマー女子。左右盲の方向音痴。
Mくん:中身がたまに女児。猫とチョコに目がない。
ソラノ:私。第一視点主です!
それは本当にたわいもない会話をしていた日だった。
今日も今日とておしゃべり大魔神K氏の話を聞いていた。
「オレたこやき好きなんで、あのファミマなくなったところに銀だこほしいんですよねー。ソラノさんも欲しくないっすか?」
「あぁおいしいもんね。まぁあれば……でも店舗出来るには広すぎるでしょ」
「えぇー。オレ3食たこやきでもいいんですよ」
「食べすぎでは」
「偏食なんですよね。たとえばイチゴジャムのサンドイッチも毎日食べてるんですけど、3か月まではいけます」
聞き間違えただろうか。
もしくはK氏が頭おかしいかなと思った。
「……??? 人間? ジャムオンリー? バターとかは?」
「1週間マーガリンとイチゴジャムにして味変して戻しました」
「オンリーに?」
「オンリーに」
「え、こわい。それしか食べられない生き物?」
「だから銀だこ毎食はヨユーですね」
「そう、だね……?」
そうだねで返事合ってるんかな?
納得できないまま機械のように返した。
「あ、Aさんは銀だこ食べます?」
話を振られたAさんは少し「ん~……」と考えてから答えてくれた。
「チーズ明太がすきかなぁ?」
「おーそんなのあるんですね? 知らなかったです」
「ソラノさんは何食べるんですか?」
「私は玉子のっかってるのがおいしくて好きですかね! でもねぎ乗せてるのも好きですよ!」
「あ、たまごおいしいですよね! 私もすきです~」
「タマゴかぁ……なるほどー……」
「うん? その反応は卵派じゃないんですかね? 切望してるSさんは何食べるんですか?」
そこで聞いたK氏の発言が事の発端だった。
「まずオレ卵たべれないんですよね……命感じちゃって」
TAMAGO NI INOCHI?
タマゴ ニ イノチ カンジチャッテ??
私はその答えに宇宙の神秘を感じた。
「え、生命感じてるってこと???」
「感じてます生命。感じませんか?」
「かん……じないかな。Aさん感じます?」
「いえ……。Sさんは見た目がだめなんですか? 黄身とか白身とかそういうのではなく……」
「いや卵ってわかると、ちょっと……」
「なるほど……あっでも鶏になるのは実は卵黄じゃなくてその上にある白い点なので、それを取り除けば大丈夫ですよ!」
そうなんだ、知らなかったな。
Aさん博識。しかし。
「いや、なんつーかイメージの問題なんで……卵の時点でダメなんですよ」
ですよね。そんな気はしてた!
しかし生命の不思議というべきか。
そもそも命感じるの卵だけなの?
お肉だって命なんだぞ?
え、みんなそんな感覚があるの? でもそんなの1人で考えたってわからない——気になったので職場の皆さんにご協力いただき聞いてみましたー!
【卵料理どこまでいけるか?】
とりあえずみんなに聞いたけど、うちの職場で鶏の卵に拒否反応示してるはK氏だけだった。ちなみに卵料理の内訳はこんな感じ。
〈料理〉
生卵 →〇3 ✕2
目玉焼き・ゆでたまご→〇4 ✕1
スクランブルエッグ →〇4 ✕1
パンケーキ →みんないける
〈理由代表K氏〉
ソラノ「まず確認したいんですが。銀だこの玉子はスクランブルエッグなんですが……形なくてもダメなんだ? ぐちゃぐちゃよ?」
K 氏 「卵なんで……」
ソラノ「ちなみに私の推しグルの子には生卵はだめだけどユッケはいける子がいるんですがどうですか?」
K 氏 「キチガイっすね」
ソラノ「キチガイ」
K 氏 「いやマジ卵を見るのって、血とかを見るのと同じ感覚なんですよ。考えてみてくださいよ、それがぐちゃぐちゃにされるの……グロいんですって」
ソラノ「スプラッタだね! でもパンケーキはいいの?」
K 氏 「跡形もなければ」
ソラノ「わかるけどわからないよ……」
K 氏 「ちなみに鶏肉もダメで……」
鶏肉についてはのちほど詳しく!
【魚卵・魚はいけるか?】
魚は生命以前に食べられない人がいたので、まとめて聞きました。結果がこちら!
〈料理?〉
・たらこ→〇3 △1 ✕1
・いくら→〇2 △2 ✕1
・お寿司→〇4 ✕1
・お造り→〇4 ✕1
・焼き魚→〇4 ✕1
〈理由代表Mくん・K氏〉
ソラノ「Mさんは魚全般ダメなんだよね。魚卵もダメなんだ?」
Mくん「僕は魚卵の方が生命を感じてダメですね……殻なくて透けてるし」
ソラノ「あーたしかに。私もいくら育ててた時はダメでしたね」
K 氏 「いくら育ててた時……?」
ソラノ「学校でサケの稚魚を放流するのがあったんだよね。最初の稚魚、おなかにいくらくっつけて泳いでるから、『いくらだー!』ってなっちゃって」
K 氏 「へー……」
ソラノ「反応うっす! Kさん魚卵もダメなんでしょ?」
K 氏 「まぁ……でも魚には人権ないんで。食えって言われたら食いますよオレ」
ソラノ「魚に人権ないとは……? まぁ人ではないけど」
K 氏 「魚に人権ないんで、お造りも踊り食いもいけます」
ソラノ「わからないです基準……」
K 氏 「でもしいて言うならたらこはキモい。命をたくさん感じる」
Mくん「わかります……プチプチ感が……しかも生臭いし」
ソラノ「Mさんのそれは魚がダメなだけでは」
【肉はいけるか?】
よく考えてほしいんですが、お肉ってどれにせよ死体の解体品なんですよ。どう考えても卵より命直結ではないか? でもまぁ人間だなって回答を得ました。
〈料理?〉
フライドチキン(ケンタッキー含む)→〇4 ✕1
北京ダック →みんないける
生姜焼き →〇4 ✕1(生姜がダメ)
焼肉 →みんないける
〈理由代表Mくん・K氏〉
ソラノ「いっつもチラシに食べたいの丸つけてるMさんが肉好きなのはわかってたんですけど」
Mくん「好きです、お肉 (こくり)」
ソラノ「純粋に輝く瞳!」
たまご いのちかんじる
いくらたらこ
ぐろてすく
ちゅうしゃ
血を見る感覚
おどりぐい
てばさき
まるどり✕
北京ダック〇
いなご? ✕
ちのかたまり? たぶんいける
ホビロン✕〇
まりもうく
1500
たまご卵黄白い点
書こうかなと思って後回しにしてるうちに、だれが何話してたか忘れました!後半のメモはところどころなんの内容か、私も不明です。
ちなみにホビロンは……孵化前のアヒルのひなの料理ですね……え、これ食べれるって言ったやつ誰だ⁉
鶏肉食べれないK氏は、鳥の丸焼きとかターキーみたいな、生前の形が分かるのがダメだって言ってました。血が食べれるといったのはS©です。
K氏とS©につきましては、以前私の書いたエッセイ『地図の読める人vs地図の読めない人 』に出てきています。




