表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/40

【エッセイ】この世界は、白か黒か?

日付は2021年になってました!

なんかあったのかな!(覚えてない)

完結済み?でも最後に少し抜けがある気もします。

深夜投稿じゃないけど、多分書いたのが深夜だから上げちゃう!

この世界は、白か黒か?


あなたなら、物事をどう分けますか?

どうするのが、実用的だと思いますか?


「突然ですが、人を分けてください」


 そう言われたら、あなたは何で分けるだろうか?


 陽キャと陰キャ?

 優しい人と悪い人?

 はたまた男女や、人種?


 どれも分けると言う意味で、間違えではないと思う。そしてどう分けても、きっと批判も出ると思う。



 さて、この分け方。

 私ならどう分けるかと言うとーー。





 分かり合える人か、分かろうとしてくれる人か、分かろうともせず自分の意見しか通さない人だ。




 

 

 これはとーっても、実用的な分け方である……と、少なくとも私は思っている。


 こう考える時、前提として思うのは。



 人は絶対、2つには分けられないという事。



 こんな回りくどいやり方をしたのには訳があって、まぁ大抵は2つに分けたがる人が多いから。


 というか、人に限らないと思うのだけどね?


 なぜか人間というのは、是か非、正か誤、白か黒のように、わかりやすくしたがりさんだ。



 それは合理性を謳って、なんだろうけど。

 ぶっちゃけこれ、非合理的じゃない?



 正直3つに分けるのも怪しいんだけど、大事なのはそこじゃなかったりする。


 2つに分けて、別側を否定する。

 これが人が好きなのは、目に見えて明らかだ。


 だってよく就活でもあるじゃん? ディベートとかいって、戦わせるやつ。学校でもあるかな?



 あれ私全然良さわかんないんだよねぇ。

 だって、非合理的じゃない?



 意見言えるかどうか、とか。積極性があるかどうか、とか。


 それがなきゃ。

 間違い扱いして評価を落とすアレ。

 人格さえ否定しそうなアレよ。


 合理的な意見で勝てば、それも評価になるんだろうけど。私はそれさえも非合理的だと思う。世の中白黒じゃないだろ、と。



 白黒で綺麗に終わるものが、実際どれだけあるだろうか。



 多分あまりないと思う。これはね、色鉛筆を白黒で分けろって言うような話なのよ。そんなのできる? 無理だよ。


 モノトーンにすればいい、という回答もあるかもしれない。



 でもね、モノトーンにした時にさ。

 綺麗に白黒になるのは。

 最初から白黒なものだけだよ。



 他は色のトーンが違う……グレーになる。そのグレーを無理やり白黒にするって、そんなに意味があることかなぁ? と思う。


 ちなみに私は。ディベートで実際喋ろと言われたら、不利なところからひっくり返せる程度の強さだ。


 でも必要なければ話さないので、普段はそう見えないらしい。


 そりゃしないよ普段は。

 だって批判は疲れるしさぁ?

 それで勝ったから何? って感じだし。


 たしかに、論理性や弱点を把握するって意味じゃ、無駄じゃないけどね。あと性格把握としては?


 まぁそんな私が不毛だなぁと思うのは。



 勝ち負けを決めるディベートは、グレーがないからである。



 最初から白か黒しか認めない。

 だからグレーは作られない。

 それで考えが深まるとか言われてもね?



 本当に考えを深めるなら、どちらからも良いとこ取りをするべきだろうに。


 こんなだから、攻撃的な感じにどんどんなっていくのだ。そこも私の好きじゃない理由の1つだ。ギスギスも面倒だし。


 なので私は勝ち負けがどうでも良いんだけど、好きな人はすっきりするから好きだろう。



 このように、ディベートは相手の意見を肯定する、という概念がないから好きじゃない。



 そう、肯定だ。



 白か黒にしか分けれないものには、相手を肯定ーー尊重するという考えがすっぽり抜けている。



 ディベートは排他的なのだ。

 相手もそうだし、発言しない人もそうだ。

 自分の立場だけが正しいと言い張る。


 政治とかも、実はそうなんだけどね。




 最初に戻そう。

 

 私が3つに分けたのは、言い換えるならば「考えが分かり合えるかどうか」というところに尽きる。



 要は、仲良くできそうかどうか。

 人生において大事なの、そこだけだと思う!



 年齢も性別も、性格だって別に問題じゃない。色んな人がいるけど、話せる人はいつだってこちらを尊重してくれる人だ。


 その気がなければ、距離を置けばいい。

 それだけで平和に暮らせるだろう。


 じゃあ「尊重できる人かできない人」でいいじゃん、という話になりそうだけど……。



 そう簡単でもない。

 何故なら尊重にもレベルがあるから。



 最初から馬鹿にしてくる人や、見下してくる人は論外だけど。そうじゃなくても、部分的に相入れない人はいくらでもいる。


 だから仲良くできるにも、親友のようにや知人としてと。

 度合いーー色鉛筆のようなカラーがある。



 ここがグレーゾーンだ。



 それをいっしょくたに「尊重できる人」とは、私はまとめられない。あんまり仲良くできない人も、たぶんこっちに入るし!



 すぐに白黒つけたがる人は、おそらく分かろうともせず自分の意見しか通さない人だ。



 それはもう、話す気がないので私も話せない。私は自分の意見に自信満々タイプじゃないので、すごいなとは思うけどね!



 でも世の中、白と黒だけじゃないのだ。



 それを無理やり仕分けするなんて、到底無理な話だし非合理的だろう。そうやって分けるのは、考えの幅が狭まってしまう。


 結果、窮屈にしかならないと思う。

 そうやって、苦しくなるのは。

 疲れて行くのは、自分の方だろう。



 もしかしたら、真面目なキッチリさんなのかもしれない。でも私はだらしない面倒くさがりだし、効率と居心地も求める。



 グレーを許すというのは。

 つまり手抜きとも取れる!



 でも私は手抜き万歳なのだ。テキトーに作った料理でも、美味しければそれで良いのだ。大変欲張りなのである!



 真の合理性とは、手抜きでも美味しい料理のようにーー手間をかけずにいかに利益を上げるか、ということだろう。



 白黒だけで判断するのは、高級料理か安価な料理で分けるのと一緒なのだ。

 そしてその値段で、賛否を決するのと同じこと。



 その中に、B級グルメのような。安くて美味しくコスパもいいのがあるかもしれないのに、それを否定するって結構勿体無いことだと思う。


 料理の美味しさは、値段だけじゃない。

 調理の仕方や、作り手の質もあるし。

 素材の美味しさもある。そうでしょう?


 けれど値段で美味しくないと決めつけるのは、ワガママお嬢様みたいなものだろう。


 高級なお寿司もそりゃ好きだけど。


 お茶漬けを食べると庶民で良かったと思う程度には、美味しいと思う。そしてそれで十分に、幸せを感じられる。


 ……あれ? ご飯の話してるな……?



 こほん。



 つまりワガママお嬢様って、いつも怒ってて楽しくなさそうだよねってことよ‼︎



 たくさんのものを、良いと思える考えはーー自分のストレスも手間も減らす! かつ楽しく美味しいことが増える!



 精査するのは悪いことじゃない。

 けれどグレーゾーンをどれだけ取れるか。

 それもきっと、生きやすさの秘訣では?


 受け入れられるものが増えれば、きっと優しくもなれる。


 例えるなら推ししか勝たん! ではなく、箱推しみたいな。争いもないし、しかも幸せが増えると思う。(例えこれでいいのか……?)


 けれど全てグレーにすればいい、と言う話でもない。


 黒は黒だ。

 グレーにはなれない。

 そこは勘違いしてはいけない。


 シャットダウンする人間は、こちらもシャットダウンする他ないと思う。別に人間に限らないけれど、


 

 


 以上、めんどくさがり代表、しがない書き手のグレーゾーンの誘いでしたー! 

昔の自分の考えを覗くの、もはや記憶になさすぎて他人のエッセイ読んでる気分な時あります。

記憶力がないのでまっっっったく覚えてない…!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 物事って白黒できっぱり分けることはできないですからね。 すごくよく分かります。 なんか、なんでもかんでも白黒はっきりさせようとしている自分がいて、そんな自分に疲れてしまいました。 でも、…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ