走れ!クソじじい!
ジジイは、走るのをやめなかった。
音速で走る姿を毎日見ている婆さんは、ジジイに触発されたかのようにステップを踏んだ。
ジジイは、走るのをやめなかった。
婆さんは、ステップを踏むのをやめなかった。
そんな中、遠い遠い親戚がやってきた。
ステップを踏む婆さんと、音速で周回するジジイを見ていた親戚は、得意なDJでダブステップを流した。
すると、リズムに乗るかのように、ジジイと婆さんは加速していった。
そんな中、遠い遠い国から王子様がやってきた。
王子を歓迎するかのように、ジジイは更に加速し、光速の速さになった。
婆さんの足は、音が遅れて聞こえるほどのステップを踏み、親戚のDJは、不協和音へと進化していった。
王子様は、3人を見ると国民全員を移民させる事にした。
ジジイは、得意な走りで国民を囲い脱走させないようにした。
さらに婆さんは、得意なステップで軍隊を操り、親戚は、DJで軍歌を作った。
王子は、さらなる軍団を強化するために、停戦協定を阻止しに強化人間を育成するのでした。