大体5時スーパー卵大戦2000
ハハハ嘘だ!……マジで?
…何か声が聞こえてくる…誰だ?
「よう、新入り目覚めたか?今日からここが、お前の戦場だ…」
その声に俺の意識は次第に覚醒する…
「よく聴けよ新入り、オマエ仕事はこいつ等を導く事だ」
俺の目の前には複数の卵がパック詰めされた物が…
(なんだこれは何か見える)
【量産型 白卵】
❲生存価値❳
使い捨て加熱用 生食不可
【量産型 赤卵】
❲生存価値❳
使い捨て加熱用 生食不可
【量産型 白卵改】
卵界のエリート
❲生存価値❳
使い捨て加熱用 生食可能
【量産型 赤卵改】
卵界のエリート白卵より少し上
[生存価値]
使い捨て加熱用 生食可能 ビタミン内蔵
【量産型 鶉卵】
卵界の異端児、謎の迷彩柄
❲生存価値❳
使い捨て加熱用 生食可能 ビタミン各種内蔵
(何だこれは?)
意識が混濁する、だが…
「新入り、オマエ…視えているな?」
…その声が、俺の意識を引き戻す
「それは俺達の罪だ」
わからない、何を言ってるか…わからなかった
「その顔…そうか、オマエはまだ経験していないのか、なら教えてやる」
彼は目の前を指差し語る
「こいつ等は俺達の命だ、もしオマエがこいつ等を導く事が出来ないときは…」
彼は自身の首を切る仕草をした
「何故、俺なんですか!他の方も「お前しか出来ない、頼む」…」
俺はそれ以上、何も言えなかった
「いいか新入り相手は歴戦の猛者だ、まともに戦えば必ず負ける、だが今回は秘策がある…奴らが動く前に使えタイミングは新入りお前に任せる」
現在の時刻16:50分、これから始まる戦いを想像する、正直馬鹿げてる…たけどやるしか無い!
「ふぅ怖いな…準備は出来た、よし!覚悟決めて演る!」
俺は自分に活を入れ、戦場に赴く……
…「え〜本日はスーパー○○店にご来店ありがとうございます、只今夕方5時からの特別セールのご案内です、あっまだ駄目ですよ!…はい、まずお一人様なんと!各種2パックまでOKです、えぇそうですお一人様です次に…イイですか?通常価格のなんと!半額にてご提供です!、あ〜まだ駄目ですよ?列に並んで下さいね、私が手渡した物だけが半額ですそれ以外は通常価格なので気を付けて下さい…それでは只今から販売します皆さん列に並んで下さい」
そして俺達の戦いが始まる……
【発注ミス】
少なければ問題は無い?多ければ地獄に…
【卵さん】
各方面に活躍するスーパースター
【新人】
新人なのでレジ打ちが出来ないが、マイクパフォーマンスが覚醒する
【彼=店長】
今回の発注ミス犯人