ヒトはなぜ
ヒトはなぜ生きているのだろうか
ヒトは皆感覚で生きているのだ
手を動かす、問題を解く時のように考えたりはしない
足を動かす、紙飛行機を折る時のように考えたりはしない
ヒトは学び、活かし、そして死んでゆく
アクになろうとセイギになろうと
ヒトはみなセイギになりたがる
ジブンがセイギになれば何をしても許されるから
ヒトは群れを作る
ヒトは群れから離れるものイタンシャとする
違う考えを持つものもイタンシャとする
イタンシャときめつけるものは
ヒトの痛みを知らないヨワイものだけ
ヒトは弱い 非力だ
でも美しい
ヒトによって違う生き方
ヒトによって違う考え方
美しいものをヒトは愛する
美しいものをヒトは信仰する
ヒトはなぜ生きているのだろう