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シギリヤの淑女でござい
じらすわけじゃないんだが見てもらわないと話が展開させにくい。ほかでもない、シギリヤ・レディーズのことでして。
角川君は会わないで帰りました。今日はスズメバチが危ないですよとガイドが言うので、世界遺産サイトへは入らずに、券の払い戻しを求めたらウィジェシンガとヘーマパーラに怒鳴られました。
『UNESCO世界遺産シギリヤ』の目玉はふたつ。両方千五百年の歴史があります。
ひとつが洞穴に描かれた裸婦像。もと五百体あったそうですが、現在は二十あまり。
ひとつが岩の上なる王宮跡。誰が言ったか古代空中都市ともプチマチュピチュとも喧伝されています。建物は土台を残すのみです。
スポットライトを当てようとするのは洞穴の中。さしずめプチアジャンターといったところでしょうか?
百聞は一見にしかず。どうぞ↓
便利な世の中になりました。この手を使えば説明だとか描写だとかごっそり省ける。そのかわり小説屋さんには厳しい世の中なわけで。
ついでに興味がおありなら:
シギリヤの巨大岩です↓
王宮の様子です↓