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凝り性

 はっと気づけば、目の前にはゲーム画面。自身の名前をつけられたシュンというキャラクターが佇んでいた。ファンタジー風にデフォルメされてはいるが、それはまさしく瞬の生き写しだったが、それになぜだか瞬は疑問を覚えない。まるで、それが当然のことのように彼はそれを受け容れていたのだ。


 「ヤバイ。いくらなんでも徹夜でゲームとか……。その挙句、寝落ちとかないわー。

 今時、中学生や高校生でもやらん所業だろうに」


 カーテンの隙間から漏れる陽光によって今の時間を察し、瞬は呻いた。客観的に見れば、いくら一人暮らしの大学生といっても、これは酷いといわざるをえない所業であったから、それも無理はないが。


 「しかし、このゲーム自由度高すぎだろ。職業がないスキル制の上、街中で悪事まで働けるとかどんだけだよ。まあ、おもしろいからいいけどさ」


 どこか呆れたように言葉を漏らす瞬だったが、一方でその顔には、抑えきれぬ好奇心と探究心によって笑みが浮かんでいた。


 「エティア英雄譚」、OPムービーどころかタイトル画面すらないあれな仕様だが、その謳い文句に偽りはなかった。どれだけあるか分からない程の無数のスキル群をはじめ、RPGの定型である職業やそれによる装備制限すらなく、重装備の魔法使いというスタイルすらできてしまう。組み合わせはそれこそ無数で数えるのも馬鹿らしいレベルだ。その上、街中での買い物の際には、値引き交渉値上げ交渉ができる上に、窃盗・強盗コマンドすら存在するというフリーダムさである。ある場所で襲撃依頼があれば、他の場所でそれに対する護衛依頼があったりと、瞬にとってのつぼをよく押さえていた。始めた当初の不機嫌など早々に吹っ飛んで、のめりこんでいった。


 「いやー、これは当たりだな。今までやってなかったのがもったいなく思えるわ。

 さて、こんだけ自由度が高いと逆に何をしていいか分からなくなりそうだから、戦闘スタイルぐらいは決めておくかな。硬い剣士とか攻守揃った騎士というのもいいし、素早く魔法を連発する魔法使いもいいな……」


 瞬はこういった自由度の高いRPGにおいては、基本的に前衛型の堅い戦士職か、完全な後衛型の魔法使いを好む傾向にあった。彼はどちらかと言えば堅実派であり、不完全な回避型より確実に耐える耐久型を、外れるかもしれない物理攻撃よりは100%命中する魔法攻撃を好んでいたからだ。


 「いや、いつもどおりというのも味気ないな。折角だし、心機一転ということで、普段やらないタイプにしてみよう。気に入らなければやり直せばいいんだしな」


 しかし、今回は違った。身内の不幸とそれに伴う生活環境の激変に参っていたいことが、瞬に普段とは異なる選択をさせたのだ。


 「うーん、このゲーム本気でなんでもできるんだよな。商売はじめてもいいし、国に仕えるのもありだし、あちこちさすらう傭兵稼業もできるみたいだし。商人プレイにはひかれるものがあるが、それやると冒険そっちのけで商売に注力しそうだからな。

 普段やらないもの――――――――――回避系職業、忍者・シーフ・アサシン・レンジャー・ローグとかかな? うん?アサシン、暗殺者か、いいかもしれないな」


 数ある中でそれを選んだのは、別に特別な意味があったわけではない。ふと思っただけだ。剣と魔法の世界における暗殺者とはどんなものだろうと。


 「科学が隆盛を極めるこの世界とは異なる世界における暗殺者。狙撃しようにも、銃器が存在しないかもしれない。いや、それ以前に火薬が存在するのか?まあ、銃は弓で代用して、火薬は魔法で代用すれば狙撃も爆殺もいけるかな……」


 物騒極まりない考察だが、IFを考えるとは中々に面白いものである。気づけば、瞬は完全にのめり込んでいた。身体が生存本能によって、空腹を訴えてくるまで。


 「いけね、ちょっとのめりこみすぎたな。熱を冷ます意味でも、ちょっと手を込んだものを作るか」


 流石に危機感を覚えたのか、空腹を訴える肉体を抑えこんで、普段より手をこんだものを作ることにする瞬。されど、彼は気づいていなかった。いかに時間を置こうが、その身の内で燃え盛る炎に些かの陰りもないことを。




 普段より手の込んだ食事をした瞬は、何を思ったのか休学中の大学の図書館にいた。


 「調べものをするなら、やっぱりここだよな。必要な本を持って、分かりにくい奥の方にいれば、同期や教授に会うこともないだろう」


 なんとIFの考察が高じて、資料欲しさにここまできたらしい。いかに近場にあるとはいえ、休学中の大学に来るのは些か問題があるのではなかろうか。


 「ええーと、これとこれとこれ。後、これも」


 歴史、逸話等、関係ありそうなものをどんどんと積み上げていく。流石にこれ以上は無理というレベルまでだ。これが勉強の為ならまだしも、完全な趣味というか、ゲームの為であるというのだから、呆れるほかないだろう。なんというか、瞬は完全にはまっていた。


 「よっこらせ。うん、あそこがいいかな」


 10数冊を抱え、ヨタヨタと歩き出す瞬。人気のないコーナーだったから良かったものの、司書に見られていたら、確実に注意とお小言をもらったに違いない。どうにかこうにか、運良く何事もなく目的地へと辿りついた瞬は、猛然と読書を始めた。


 「なるほど、そういう経緯か。だとすると、必要なのはこれとこれとこれかな。毒は薬にもなるというから……」


 用意された白地のノートが瞬く間に埋められていく。そこには暗殺者の歴史とアサシンの語源等、様々なことが描かれ、その手口すら書かれていた。さらに暗殺者に必要だと思われる技術を羅列し、ファンタジーにおけるものに置き換えて考察していく。


 「暗殺者だからといって、別に人を殺さなければいけない道理はないよな。エティア英雄譚には、ファンタジーにはつきものの魔物の類がいるんだから。魔物を暗殺対象にするとすれば――――――――――」


 ブツブツと独りごちながら、物騒な考察は続いていく。元々、人の出入りがほぼない場所だけあって、邪魔されることなく半日余りにもそれは及んだ。元々、凝り性なところがある瞬だったが、今回のそれは半端なものではなかった。


 ―――――まるで誰かとの真剣勝負のように。

 ―――――手を抜くことは危険だとどこかで瞬は理解していたのかもしれない。


 結局、瞬が帰宅の途についたのは日が暮れてからだった。実に図書館の閉館時間ギリギリまで粘った彼は、まだ足らないといわんばかりに数冊の本を借りてすらいた。運良く、見知った顔に見咎められることもなく、部屋に辿りついた。


 「さて、やるか」


 そして、買ってきた弁当をかきこむように食べると、待ってましたとばかりにゲームの電源を入れた。そして、再び暗転する意識。翌朝、前日と同様にゲーム画面の前で目が覚め、再び大学の図書館へと調べものに行く。これが瞬のお決まりの一日となり、それが3ヶ月程続いた。


 プレイする時に意識がなくなり、プレイ中の記憶はあるもののどこかもやがかかったようにはっきりしない。そんな異常なゲームだと言うのに、瞬はやるのをやめることはなかったし、それを不思議に思うこともなかった。


 そして、何よりの異常はこの3ヶ月の間、瞬は一度たりとも、教授にも友人にも遭遇することはなかった。まるで何者かがはかったように彼は、知人とすれ違いその行動を邪魔されることはなかったのである。


 つまり、今の瞬が異常であるという事を客観的に指摘できる者がいなかったということである。


 故に、瞬は自身の異常を認識することなく、休学期間中、食事と最低限の勉強時間以外を除いた全ての時間をエティア英雄譚の為に費やしたのだ。


 だが、幸か不幸か瞬は、最後の最後で正気を取り戻した。

 何事にも終わりがあるもので、休学期間終了一週間前、自身のキャラクターが自分なりに追求した暗殺者に必要な全てのスキルを習得し完成させたことで、瞬は現状を正確に認識する機会を得、愕然とした。


 両親の死から立ち直る為の貴重な休学期間を、何かに憑かれたようにゲームに熱中して潰したというのだから無理もない。終わってみると、なぜここまでのめりこんだのか、自分でも説明することができない。ただ、何かがおかしいのだけは理解できた。


 当然ながら、瞬はここまでするつもりはなど毛頭なかったからだ。思いの外エティア英雄譚がおもしろかったのは認めるが、それでもこれ程熱中するものとは思えない。暗殺者について調査・考察したのも、叔父の真剣に遊べという言を思い出し、たまには馬鹿になってみてもいいかと従った結果の行動だった。


 それがいつの間にか、エティア英雄譚が生活の中心になっているというのだから、これ以上の異常はないであろう。瞬はエティア英雄譚というゲームになんとも言い難い不気味さを感じざるをえなかった。


 ――――ここで、やるのをばっさり止めていたなら、瞬の人生は平凡ながら幸せなものであったろう。


 しかし、えてして現実とは思うようにいかないものである。

 瞬はもう一度だけエティア英雄譚をプレイするという誘惑に抗うことはできなかったのである。


 意志が弱いと思われるかもしれないが、ある意味これは仕方のないことである。正気の沙汰ではないとはいえ、三ヶ月もの時間を費やして、瞬なりのファンタジー世界の暗殺者を完成させたのだ。最後に一度くらい、そのスペックを確かめたいと思っても無理もないことだろう。


 いくら不気味で得体の知れないからと言っても、この三ヶ月の間身の危険がないのは実証済みだし、何より一度その性能を確認できれば、瞬はこれを最後にできるという確信があったからだ。


 ――――パンドラが好奇心を抑えきれず、災厄を封じた甕を開け放ったように

 ――――人は好奇心によって、身を滅ぼす事は少なくない

 ――――世には知らなくていいことが、知るべきでないことがあるのだ


 故に、瞬は彼にとってのパンドラの甕を開け放ってしまった。ゲームの電源を入れるという形で。


 いつもどおりならば、瞬が認識することなく意識が暗転するはずだというのに今回はそうならなかった。変化は劇的だった。瞬の意識は途切れることなく、画面上に映る自身の写し身たるキャラクターに体が吸い込まれていく。それはまるで、肉体、いや魂すらも溶かし込んで、器の中に満たすかの如くであった。

 

 「!!……!?」


 洒落にならない状況に瞬は絶叫するが、声にならない。それどころか音すらでない。当然だ、すでに彼には口もなく、音を聞く耳すらないのだから。結局、なんの抵抗もできずに青年は画面の中のキャラクターへと溶けて消えた。いつもと同じように。


 そう、実のところこの現象は、この三ヶ月間毎日繰り返されてきたことに他ならない。もっとも、瞬はそれを認識することができなかったのだが。


 認識した今回と今までとどう違うのか?それは分からない。

 ただ、一つ言えることは、以後、この世界に瞬の行方を知る者はいないということだけだ。





 72の豪奢な席が設けられた不思議な空間。その中央にある水鏡の泉において、いつかの面子がまた揃っていた。


 「いやー、今回は時間がかかったね。三年だっけ?」


 どこか感慨深そうに口を開いたのは、ここから動くことのできないどこか不吉さを漂わせる陽気な少年だった。


 「正確には、三年と一月である。学ぶ意欲旺盛で良い事である」


 優れた知性を窺わせる紳士然とした男が、それに間髪いれず訂正を入れる。


 「彼の貪欲さには私も驚かされました。あの強欲さなら、あの方ではなくかの方の方が良かったのではないでしょうか?」


 それにどこか呆れた様子で、透き通るような美声の気の強そうな女性がこぼす。


 「あははは、君も中々言うねえ。まあ、いいじゃないか。僕は彼が本当に気に入ったよ。こんなことなら僕の加護を与えてあげるんだったよ」


 対象の人物の何かが琴線に触れたのか、心底残念でならないと陽気な男は言う。


 「貴方ならばそういうでしょうね。よりにもよって、なんであんな下賎な……」


 だが、一方で女性は気に入らないといわんばかりにうんざりした顔であった。ある一点が汚濁の如く染み付いてとれないように感じられているようだ。


 「言わんとするところは理解できるのであるが、職業に貴賎はないものと考えるのである。大体、あやつは本当の意味で職業的暗殺者をするといったわけではないのである。あくまでも戦闘スタイルとして、それを選択しただけである」


 紳士然とした男がとりなすように言うが、女性にとっては逆効果だったらしい。


 「それはそうかもしれませんが……私はやっぱり納得できません!」


 苛立たしげに言うと、踵を返して去っていく。どこか裏切られたという表情をしているところ見ると、彼女もまた期待していたのかもしれない。


 「やれやれ、潔癖症なことだ。先代もそうだったけど、彼女は輪にかけて酷いね。

 それにしても――――――――――ふふふ、流石の君も教え子の弁護には力が入るか」


 「不肖の弟子ではあるが、あやつは面白いのである。我輩はあやつがこの世界に何をもたらすのか、見てみたいのである」


 「長老まで教えてたしね。彼の学ぶ意欲は本当に貪欲だったよね。彼女じゃないけど、彼の方の加護じゃないことが驚きなくらいだ」


 「あやつは凝り性であるからな。あやつが現世から持ち込んだ知識の数々は中々に興味深いものであった」


 「凝り性ねえ、それにしても行き過ぎだと僕は思うがね。あれじゃあ、暗殺者なのか、薬師なのか、狩人なのか、他にも該当しそうなのがあるし、何って表現するべきか迷うよ」


 「あやつが暗殺者だというのだから、そういうべきであろう。もっとも、我輩もあやつが本当に暗殺者なのかというのは疑問なのが本音である」


 「あははは、師匠にまで言われてちゃ、世話ないよね。いやー、最初から飛ばしてくれるなあ。彼は本当に期待できそうだよ」


 「やれやれ、処置なしである。それよりも先は彼女が居たから、あえて指摘しなかったのであるが、あやつに何をしたのであるか?」


 「……なんのことかな?」


 「しらばっくれても無駄である。我輩と長老、それにあの方は君があやつに何かをしたのを確認済みである。我輩だけならともかく、お二方までもとなれば、君の作為は間違いないのである。何をしたのであるか?」


 「あっちゃー、あの方にはばれるのは想定したけど長老までか。こりゃまたお説教かな。ああ、やだやだ」


 うんざりした顔で頭を振る陽気な男。どこか道化じみた態度だったが、そんなことでは紳士然とした男は誤魔化されない。


 「道化の振りをして、煙に撒こうとしても無駄である。なにをしたのであるか?」


 「やれやれ、君も大概心配性だなあ。大丈夫、先もいった通り僕の加護を与えたわけじゃないし、害になるものじゃないよ。むしろ、彼にとってもっとも必要なものをあげたんだから感謝して欲しいくらいだよ」


 「あやつにとってもっとも必要なもの?」


 「彼は暗殺者なんだろう。なら、必要だろう?殺戮の才能が」


 「君はまた繰り返す気であるか!」


 「くくく、そんなに怒らないでくれよ。大丈夫、今回は取り上げないっていうか、取り上げられないよ。正真正銘、与えたんじゃなくてあげたからね。最早、あれは彼の一部だよ」


 「なんということを……。君は自分が何をしたのか分かっているのであるか?大体、君が才能を与えた人間の末路を忘れたわけではあるまい。君をここへ縛り付けることになった原因を」


 「もちろん、忘れたわけじゃないさ。殺人を忌避する余り、戦争において敵を殺せないから、殺人の才能が欲しいと願われたから与えてやったんだけど――――――――――末路は中々愉快だったけどあれは正直、失敗だったな」


 「聖人君子を体現したような男が人を殺す為だけに戦争を起こし、殺人鬼にまで堕ちてしまった。挙句、最後の最後に殺人の才能を取り上げ正気に戻して、自身の所業を認識させたのであるから酷いものである」


 「大丈夫、同じミスはしないよ。あれは殺人に特化させすぎたのがまずかった。それに与えたものだから、僕との繋がりがきれてなかった。その二つの要因で失敗した。

 だから、今回は殺戮の才能さ。何かを殺すことに特化した才能。それこそ、人も魔物も関係なく、生きとし生けるもの全てを殺す才能だ。これなら対象が多いから殺人に傾倒することはない。そして、あげたから僕との繋がりはない。故に僕から精神的影響も受けない。

 どうだい、完璧だろう?」

 

 「今言った言葉に虚偽はないであるな?特に君との繋がりがないというのは?」


 「大丈夫、今言った事に嘘はないよ。僕と彼には何の繋がりもない。保証するよ。なんだったら、我が名において誓ってもいい」


 「では、お願いするのである」


 誓約まで持ち出したんだから、安心するだろうと思っていたら、返ってきたのは即答であった。


 「え、本当に?そこまでやんきゃ駄目?」


 まさか本当にやれと言われるとは思ってなかったのか、陽気な男はあからさまに嫌そうに顔を歪める。


 「こういうことに限っては、君は全く信用できないのだから当然である」


 紳士然とした男はそれになんの痛痒も覚えない。目の前の男は前科者であり、とかくこういうことについては全く信用できないことをよく知っていたからだ。


 「ちぇっ、酷い言われ様だな。分かったよ、誓う。我が名グラーシャ・ラボラスにおいて、彼の者とのつ繋がりは過去現在未来において持たないこと、並びに彼の者にこれ以上の一切の干渉をしないということを誓約する」


 「よろしい。我輩は長老とあの方に報告してくるのである」


 ようやく安心したのか紳士然とした男は方の荷が下りたかのように胸を撫で下ろすと、報告の為に姿を消した。


 「やれやれ、これ以上の干渉は無理か。面白くなりそうだったのにな。でもまあ、あの方と長老に知られた時点で詰んでるだから、そもそもが無理な話か。

 でも、ストラス、君は気づいたかな?最高の暗殺者が生まれたのは間違いないんだよ。人、魔物?そんなもの、おまけに過ぎない。僕が彼ににあげたのは殺戮の才能。文字通り神や悪魔だって殺せる才能さ。

 さあ、そんなものを放っておけるかな?フハハハハ…………」


 誰も居ない空間に悪魔の哄笑が響き渡る。それは血に飢えた殺戮者であり殺人を嗜むグラーシャ・ラボラスに相応しい邪悪な笑いであった。


 

  

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