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プロローグ

「昔々、とある世界に一人の青年がいました…

 彼は暗黒に閉ざされた世界でただ1人運命に逆らうために立ち上がり

 世界を暗黒から光へ導きました…

 そんな彼の非凡ならざる運命を…その生い立ちを紹介しようじゃありませんか…

 

 え?私は誰だってですか?……クククここでは『語り部』とだけ言っておきましょうかね…」


























魔王歴328年、これは世の中が魔王に支配されてから329年たつという意味もある

魔王歴が始まる前は人間と魔物がお互いに激しく抗争しており両者の力は均等といっても過言ではなかった

しかし、魔王が復活してからというもの人間が不利になり始め人間は最後の手段と呼べる異世界からの勇者召喚を行った…

そして勇者の活躍により徐々に人間が有利になり始めついに魔王対勇者というところまで魔物勢を追い詰めた

しかし、勇者は魔王に敗れ去ったそれからというもの人間勢で行われたのはもはや蹂躙であった

虐殺、暴行、強姦、拷問…ありとあらゆる物が人間達に行われた、王家、貴族、平民それらの地位と呼べるものはなくなり

人間という種そのものが奴隷とすら比較できない程の過酷な環境で魔物たちに酷使されるのであった…


























「さぁ!早く!こちらです妃様!魔物たちに最後の王家の血をひくものだとばれました!」

そういってとある奴隷の町で侍女らしき人が叫んでいた

「駄目です、アリシアもう町は大半が燃えて逃げることができません…せめてこの子だけでも!」

そういって赤ん坊を抱いた女性は赤ん坊を籠へと移し走って川へ行きそっと浮かべるのだった

「せめてあなただけでも…神よ…この子××××に祝福を!」

そういって静かに川に流すのだった…










「ん?うぅん…」

「なんだろう…今の夢?なのかな?」

そういって黒色の髪と青色の瞳を持つ少年は草の中から起き上がるのだった

『どうした?我が愛しの息子よ、夜はまだ長い今日は我が見張りをするゆっくり寝るがいい』

と近くの岩…いや焦げ茶色のドラゴンが促すのであった

「うん…ありがとヴィール…」

こうして少年はまた深い眠りに誘われるのであった…

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