表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蜃気楼  作者: 杉孝子
7/13

簡単には言えない


どうして簡単に『愛している』なんて言えるのだろう

それは誰にでも言えるはずの言葉ではないと思うのに

本当の愛が見返りを求めないものならば

それが真実の愛ならば


僕はこれから彼女を本当に愛せるだろうか

これまでは

僕の気持ちを知って欲しいと願い

その先のことばかりを考えていた


でも、それは自分中心の考えに他ならないと気づいた

一度は断られた彼女を

それでも大切だという思う気持ち

これ以上、恋が発展しないとわかっていても

それでも彼女をまだ好きでいられる


何かしてあげたいと思う気持ち

大事な人だから守ってあげたいと思う

その気持ちは、今も消えることなく僕の中にある


今度はもう、見返りなんて期待しない

ただ、自分が『これが愛だ』と思うことをやり遂げたい

それが僕にとっての

本当の愛の始まりになるから


愛は形ではなく、行動で示されるものだ

僕はきっと変わる

彼女へのこの気持ちと共に

新しい次の一歩を歩み始める


お読み下さりありがとうございました。

評価、感想を頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ