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あるエルフの都市作り  作者: 沙河泉
旅立ちの前に
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王子と侍女

街作りゲームを下地にした作品となります。作者がなんとなぁく遊んできた物を基礎としますので、現実離れした「税率・工事・産業」等が数多く出てくると思います。

そのため、念のため二次創作を付けています。


物語が進むと戦争の話や、何やらぶっ飛んだ話も出てきます。が、そうなのかぁ~と言う軽い気持ちで拙作をお読みいただければ幸いです。


物語を書きたい。という作者自身の欲求をぶつけるための作品です。

どうぞよろしくお願い致します。

「ふわぁ・・・今日も平和な1日だ。さてと。今日の予定は何だったかな・・・」


少し緩慢な動きをしながら、アルベロ王国第一王子。アルフレッド・ディ=アルベロが起き上がりながら、自身の侍女に問う


「本日の予定は・・・いい加減ご自身で把握されては如何ですか」


「カレン・・・少しばかり辛辣ではないかな。確かに僕は少々忘れっぽい性格ではあるけれども、起床したての主人にかける言葉ではないと思うなぁ」


「あえて申し上げさせていただくのなら。国王陛下が昨夜の晩餐(ばんさん)時に、起床次第、私室に来るようにと申し上げられておりましたが」


「ん。父上がか。時間の指定は・・・確かあったな」


「それは勿論。陛下は時間に厳格な方であらせられますので。」


「で、今は何刻だい?」


「現在は13刻と少し回ったところですね」


「えっと・・・確か父上との話し合いの時刻は・・・」


「・・・。」


「そうだ!10刻だ!・・・。!!!遅刻だーーーー!」


「耳に響きますので、大声はやめてください。」


「いやいやいや!なんで起こしてくれなかったんだい!?さすがに3刻の遅刻は洒落にならないよ!」


「えぇ。何度も起こしましたとも。それはそれは早い時間から。・・・6刻から半刻置きに。私の睡眠時間を返してください」


「・・・ッ!それは大変申し訳ないことをした。しかし、遅刻は遅刻!このままでは大目玉だ!」


大声を上げながらも身だしなみを整え、朝食?を摂り、走りながら国王の私室へと向かう第一王子と静かについて行く侍女の2人。


そんな2人が織りなす物語───

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