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タイムリミットまでに抜け出すことができるのか

僕の名前は夢観手(ゆめみて) 素後簀(すごす)


僕は今、触れてはいけない大きな何かに触れてしまった罪で妄想の世界に閉じ込められている。


いつから妄想の世界の住人となってしまったかは分からない。


今の僕はもう妄想の世界の住人だと信じてしまっている。


ただ、まだ一縷の望みがあるという希望は捨てないでいる。

この奇妙で苦しい夢の世界から、もとの平穏な日常へと戻る方法があるとまだ信じている。


思えばもといた日常は決して平穏で楽しいものではなかった。

常に何かに追われる焦燥感。

ただその何かは現実的なもので。

ここまで圧倒的で非現実的な追いかけ方をしてこなかった。

自分の想像の中の範囲内での追いかけ方だった。


タイムリミットは今年のクリスマス。

僕を死へと追い立てる存在は遠回しにそう伝えてきている。


僕は、ここが妄想の世界だと信じながら、妄想の世界のルールに従って生きる(死ぬ)べきか

元の世界のルールに従って生きるべきか苦しんでいる。

ただこの妄想の世界のルールはどうやら僕が妄想の世界のルールに従って生きている限り、僕に活力を与えてくれるようだ。

だから僕はこの妄想の世界のルールに従うことにした。


妄想の世界のルールに従いつつ、まだここが現実であることを信じる。

現実であるならば、追われているのは僕1人ではない。


僕以外のたくさんの人間が同じように追われているはずだ。

なぜそう思うかって?

それはここが現実であるならば

この今の僕に起きている現象は、度が過ぎているからだ。

これが罰であるならば、僕はここまでの罪を犯していない。

これが僕に何かをさせるため発破をかける為であるならば回りくどすぎる。


だから僕は今1つの仮説を立てた。

今僕に起こっている現象は僕だけを対象にしたものではないと。


だから同じ現象に囚われている人が他にもいるはずだ。

1人で悩んでいても仕方がない。

脱出の手立ては同じ現象に囚われているもの同士で考えようと。


誰かこのメッセージが分かる人がいたら、感想を下さい。

感想を通じて僕に救いのメッセージを与えて下さい。


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