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【虫人戦争】  作者: R
3/15

第二話 【非日常を願い続ける空ろな日常】

えぇっと。はい。こちらも頻繁に更新するようにしていきま・・・すぇん(混じったorz)

まぁ精一杯努力はしますが、どうせ私のことですし、三日坊主でしょう。

30度以上の高温の眼で見守ってくれる方と私だけの作品ですね。これは。


で、内容です。

まだまだ直接戦争には繋がりません。

(繋がる日はいつ来るのでしょうか・・・)

虚ろなジャっ君の日常ですよー。

予めいっときますが、面白くないですよー。


所詮暇潰し(ry

もしかしたら暇潰しにもならないかも(ry


て訳で、はい。

30度以上の高温の眼を持つ貴方、読んでやってください。

ジャックは森林を縦横無尽に飛びまわる。

ただ、飛びたいばかりに。目的地など無い。別に体力向上を目指している訳でも、飛ぶのを早くしたいという訳でも無い。


適当に三時間、飛び回る。一時間おきに三時間ずつ飛び回る。

途中で腹が減ったら適当にそこらの樹木の樹脂を舐めとる。

そして夜になると、星空を眺める。ずっと。


これが、彼の日課だ。これが、日常。これが、全て。

退屈かって?当たり前だ。一日中退屈だ。

自分で外部からの侵入者を断ち切っておいてこう言うのも何だが、友達が欲しい。仲間が。

無論、「虫」の。人間なんかに関わるつもりは無い。


「がしかし、皮肉にもこの島に俺以外の生物はいないっていう、この、な」


独り、彼は苦笑する。気に入っている木の一番上の枝にしがみついて。

別に、「寂しい」から友達が欲しい訳じゃない。孤独にはとうの昔に慣れた。

目的は、「暇潰し」。適当に飛んでるよりはいい話し相手になってくれるかもしれない。

淡い希望を胸に毎日島の回りを巡回するが、当然この島に流れ来るのは貪欲な人間だけ。

虫なんてきやしない。良くて海草が岸に落ちてるくらい、か。悲しいもんだ。


「まぁ、当然っちゃ当然か・・・」


再度苦笑した後、彼はまた飛び立った。

今度は、目的地がある。といっても、目的地に着いた後で何をするとか、予定がある訳じゃない。

これも暇潰しの一だろう。あの巨大な山の天辺に何か珍しい生物なんている筈も無いが、行って見る価値は無いでもない。


「奇跡的にミノムシの一匹でも・・・」


と、儚い希望を抱きながら、一直線に山を目指す。

風を切ってグングンと不自然なくらい早く山が目の前に迫ってくる。

飛んでる途中に視界に入るのはただのぼんやりした「緑」と「茶色」。

動体視力は最悪なんだよな、と飛びながらジャックは溜息を零す。

この一年《暇潰し》を続けてきて、多分飛ぶ早さは普通レベルじゃ無いだろう。あくまで「多分」。

生まれた時よりは素早くなってると信じたい。


そうこう呟いている内に山の天辺が見えなくなった。

間近にうす緑色の苔に囲まれた巨大な山がある。そこで彼は降り立った。

山は、足で登る。翅で登ったら明日飛べなくなっからな。ここ一応火山だし。暑いし。


苔にギザギザしたゴツい足を被せて体重をかけると、苔の塊が少しずれて、着飾っていた山の素肌が現れた。

続いて、別の足を被せ、また次の足、次の足、次の足・・・。。。

今、彼は山を登っている。ただ単に天辺を目指して。恐らく登りきったところで達成感なんてものはなきに等しいのだろうが。


「うはは。もう結構高い所に来てらぁ」


不意に気になって下を見ると、既に自分が山の中間地点に到達しているところが判った。

この高度。30mといったところか。《人間なら》こっから落ちれば死ぬな。うん。

と、彼はすぐに顔を苔の方に戻す。

この足は勝手に地面にくっついてくれるから都合がいい。

並大抵のことでは足は山から外れない。それこそ自分が意識的に足を振り上げなければ。

だから、落ちる危険性も―――――――――


「―――――――――あらっ?」


・・・・苔ごと、山から外れた。


「あああああー・・・」


何となく無意味な声を出してみる。人間の真似だ。奴等は生命の危機を感じた時に適当に叫ぶらしい。

って、あ?これってあの人間の真似かよ。吐き気がするわ。

そう思い、口を閉じた。今現実で起こっていることを楽観視しているとしか思えない。


「そういやー飛べるんだっけなー俺なー」


当たり前のことを呟いて、翅を広げかける。

が、すぐ閉じた。


「でも、めんどくせぇ。このまま落ちて死ぬってのもいいかもしんないけど―――――」


ギュンギュン加速しながらジャックは落ちていく。

地面に転がる石ころが段々大きくなってくる。


「――――――死ねないんだったな」


ついに地面に彼の体が触れた。

と思うと、バイン!と音をたてて体が弾み、地面から押し返された。

そのままちょっと跳び、再度仰向けに地面に着地。今度は弾かれなかった。


「あーあ。俺、地面にも嫌われてんのかね」


虚しい独り言が、澄み渡った天に飛んでいく。

やがて彼はさもめんどくさそうに溜息をついた後、体を横に転がして六本の足で地面に立つ。


「もっかい挑戦・・・?・・・・めんどくせぇ」


そう言うと、彼はノソノソと深緑世界に入っていく。自分だけの世界に。日常に。


短いっすかねー。そうっすねー。反省しまっすねー。


プロローグの時は1600文字の三倍ーとか言ってましたけど、それもできてませんなー。

せめて自分の決めた課題くらい成し遂げろって?分かってまぁーす。

以後、頑張りまーす(本当か!?)。


次話から間接的にジャッ君が戦争と絡んでいきますよー。

お楽しみにする方もいらっしゃらないでしょうが、独りで書いていきますよー。

好奇心旺盛なそこの貴方、読・め・ば?


はい。すいましぇーん。調子乗りすぎますたー。

しゃよーにゃらー。

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