確認(200字小説)
「美和。明日の遠足の用意した?」
「したよ~」
「本当? じゃあ確認。明日に着る服は用意した?」
「うん。そこに置いてあるよ」
「お菓子は?」
「リュックに入れたよ」
「何時にどこに集合?」
「八時に学校に集合だよ」
「じゃあ何時に起きるの?」
「七時」
「……これで大体いいかな?」
「確認終わり!」
「わかった。おやすみなさい」
「おやすみ~」
眠る家……。
……
……
次の日は雨だった。
「天気予報確認しなかった……」
母が呟いた。
こういうもんですよね。
「美和。明日の遠足の用意した?」
「したよ~」
「本当? じゃあ確認。明日に着る服は用意した?」
「うん。そこに置いてあるよ」
「お菓子は?」
「リュックに入れたよ」
「何時にどこに集合?」
「八時に学校に集合だよ」
「じゃあ何時に起きるの?」
「七時」
「……これで大体いいかな?」
「確認終わり!」
「わかった。おやすみなさい」
「おやすみ~」
眠る家……。
……
……
次の日は雨だった。
「天気予報確認しなかった……」
母が呟いた。
こういうもんですよね。
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