転生したら肉まんだったので、可愛いJKに食べられたいと思っています。
時は20XX年。俺は死んだ。肥満による病気ってやつだ。
((まぁ!そんなのどうでもいい!
神は俺を肉まんにした。
俺はニートだ! 40歳で無職! 家では寝る! 飯を喰う!
それだけ!体重は150オーバーのデブヒキニートだ。
そんな俺の朝ごはんは食パン一斤をくり抜いて中に生クリームとコカコーラを注ぎ込んだものだ。これがマジで甘くておいしい。昼は唐揚げを100個以上食べたり、そんな食生活だったからか、ある日死んだ。
まぁ、そんなのはどうでもいい!!
今、俺はなんか魂? みたいなのになって、ふよふよしてる。
なんか、雲みたいなとこの上にいて、周りもみんなふわふわしてる。
そんで、みんなで並んでるんだが、目の前にあるのは大きなスロットだ。
〈デデン!! あぁ、これはまぁまぁ! 転生先はカブトムシでぇぇす!!〉
この機械うるさい。
まだ行列の先は遠いがかなり大きな音で聞こえる。
〈デデン!! お! これは〜〜!!! 大当たりー!! 人間でぇぇす!!〉
凄く、うるさい! さらに言えば、一人一人に時間かけてこれをしてる。頭おかしい!
何時間待ったのだろう。少し寝ようかと思っても、
〈デデン!! お、これは残念ですねぇ。 ざまぁ見ろですねぇ! あなたはゴキブリでぇす!〉
寝れない……
そんなこんなで俺の番だ。いざ自分の番になると妙にテンションが上がるのが男心だろうか。
このレバーを叩けば!
〈デデン!! お! これは!なかなかいいですね、 まぁ頑張ってください!! 転生先は肉まんで〜す!!〉
???
目を覚ますと、蒸し器の中だった。
いや、なんで肉まん? 前の人たち全員生き物だったじゃん。 なんか昆虫率高かったけどさ、もしかして、デブヒキニートだから肉まんにされたのか?
「すいませぇぇん! えーと、オリチキくださぃ! あとぉ、肉まんもください!」
蒸し器から肉まんが一つ消えた。怖い!
まぁ、食われるのは百歩譲っていいとして、変な男には食われたくない! あと、できるなら若い女がいい!
「ねぇ! 姫野は何食べるぅ?」
「私はうーん、もうちょっと見てから決めるぅ!」
来た、激かわJKチャンス! しかし、まだ自分の前に肉まんは2個もある。
そこで、天才な俺は作戦を考えた!
ここで2個の肉まんを他の客が買ってくれることを祈る!
そして、JKが自分を買ってくれることを祈る!
我ながら完璧だぁ!
「あ、あのぉ、え、デュフ…あの、フライドポテトと、肉まん、デュフ…ください」
こいつに食われなくてよかった、
「やっぱ肉まん、2個ください、デュフ…」
危ねぇぇぇ!! セーフ!
危うく死にかけた。いや、もう死んでるのだが、あれに食われるのは生理的に無理だ。
そして次は俺の番だ! ここでJKがレジに来ることを祈る!
「すいません!あのぉ!この、中華まん!」
来たぁ! しかも中華まん! 勝った…
流石、天才の俺。
ありがとう神よ、一度は肉まんにしたことをふざけんなと思ったが、いい人生だったよ。
ありがとう。
「この中華まんの!あんこのやつください!」
え……?
JK、俺の、可愛い女の子。
神はいないんだ。JKも、いないんだ。
俺は店から出ていくJKを眺めてることしかできなかった。
そして、……
「あ、あのぉ、やっぱもう一個、デュフ……肉まんください」
初めて短編を書きました! 面白かったら感想などお願いします!




