穴埋め小僧
たくさんの穴が、綺麗に大量発生した。
今まで平坦だった大地が、均等統一された穴だらけの姿に変わってしまった。
原因は不明....。
だが、現実は穴だらけの模様だ。
そんな中、とある小僧がどこからか現れた。
小僧「穴を埋めなければな....」
そういうと、何処かしらにあったスコップを取り出した。
小僧は、穴の後ろで土を掘ると、目の前にあった穴に埋めた。
それをどのくらいかけて全ての穴を埋めただろうか....。
小僧「また新しい穴を埋めに行かねば....」
というと、霞がかかるように消えていった。
それを見ていた、ここの管理者はつぶやいた。
「汚ねぇ穴だらけしか残ってねぇじゃねぇか...猪かよ」
と、地面に向かって唾を吐いた。




