片頭痛持ちは安全にチョコ欲を満たしたい
結論から言うと、無理!
なのですが。
少しでも痛みを和らげつつチョコレートを食べたいと思う今日この頃。
バレンタイン、それはチョコの祭典。
義理とか本命とかは置いておいて、美味しいチョコレートが手に入りやすい。
好物がチョコレートの人にとって、これ以上の好機はないわけです。
そして、体質的にチョコレートが受け付けないにも関わらず、無自覚にチョコレートを好きになってしまった人にとっては、天国と地獄を両方味わう期間となるのです。
ここでおさらい。
片頭痛持ちが避けた方がいい食品の例です。
チーズ、コーヒー、チョコレート、ワイン、ベーコンやソーセージが有名です。
原因物質はいろいろあるみたいですね。
チラミンとか、ポリフェノールだとか、グルタミン酸や亜硝酸塩とか。
私個人の例ですが、チーズはしっかり発酵したものほど頭痛が起きやすいです。
プロセスチーズやクリームチーズではあまり頭痛が起きないです。
で、油断してクリームチーズ200グラム使った自作チーズケーキを一人で2日かけて食べきったら頭痛が来ました。
やっぱり、食べる量も考えなくてはいけません。
アルコールは全NG。血行が良くなりすぎると、血管が悲鳴をあげるみたいです。
コーヒーは、本当は控えた方がいいのはわかってるんですが、片頭痛が起きている最中に糖分と一緒に飲むと頭痛が収まることを発見してしまったので、やめられません。
昼15時前あたりで、毎日眠気と一緒に軽く頭痛がやって来るので習慣的に飲んでしまってます。
どっと疲れている仕事終わりも、車の運転しながら眠気と戦うのは危険なので、帰宅しながら飲んでいます。
ベーコン、ソーセージはあまり頭痛を実感したことはないです。
恐らく、食べる量が頭痛を誘発する量ではないんでしょう。
さて、問題のチョコレート。
子供の頃から好物でした。いくらでも食べたい、と思える食品のひとつ。
ですが、実際には少量しか食べてはいけない食品です。
気づいたのは、もう何年前だかはっきりしませんが、自分チョコのために奮発して散財したのがきっかけです。
収入が安定し出して、普段がんばっている自分のために、と買った自分チョコ。
まさか、それに苦しめられるとは思わなかった。
最初、全然気づかなくて、なんで具合悪くなるんだろうと首をかしげながら、気晴らしにとチョコを口に放り込んでいたと思います。
自制心が薄い方なんで、一箱ぺろっと食べてしまいます。
ポテトチップスを一袋開けたら最後まで食べきるタイプの人間です。
美味しいもの食べて苦しむなんて、理不尽の極み。
当時、スイーツに詳しい人間になろうとして、専門的な情報が書いてる雑誌を読んでみたり、フランスのパティスリーやショコラティエの情報を読んで、いつか食べたいと思ったり、兵庫県内の有名パティスリーを巡ったりしてました。
そんな中で、よく見聞きしたのが、海外のチョコレートはカカオ分が高くて日本のチョコレートはカカオ分が低くて紛い物だという話。
真偽はどうとかは置いておいて、その話を聞いてからカカオの量が高いチョコレートを選ぶようになりました。
まさか、それがトリガーだったとは。
高カカオなチョコほど、私の頭を苦しめてくる。
高カカオを売りにしたチョコレートが日本でも手に入りやすくなり、体にもいいと宣伝されれば、つい手に取ってしまいます。
ですが、万人の体にいいものはこの世に存在しないんです。
誰かの体にいいものは、誰かの体には悪いもの。
高カカオがダメだと気づいてから、本物のチョコレートを買うことを控えるようになりました。
チョコレートの含有量が低いほど、頭痛の確率が下がる。
紛い物でありながら、しっかりとチョコレートを食べた気にさせてくれる日本のお菓子よ。
ありがとう。
最近は、ビスケットにチョコをかけたものや、クッキーにチョコが混ぜてあるものなんかで、チョコ欲を満たしてます。
そして、バレンタイン。
宝石のようなボンボンショコラや、トリュフを見ると、どうしても欲しくなります。
美味しいのがわかってるから、つらくなる。
たった一箱だけを厳選して、一粒を味わって食べる。
美味しい思いはしたいけど、痛い思いはしたくない。
チョコ断ちできるほど意志は強くないから、少量を慎重に食べる。
今のところ、これぐらいしか解決法がありません。
不健康というほどでもないけど、万全でもない。
劇的に体質が改善する方法があればいいのになー。




