一年半~二年ーカクヨム様のカクヨムコンとKACについて
お久しぶりでございます。
またもや半年を過ぎてしまいましたが、2020年9月~2021年3月頭くらいまで、およそ半年で読んだ作品数は113作品。うち44作品は18禁なので割愛。
読んだ通常作品数は69作品でした。
作者数は通常作品が39人、18禁作品が25人でした。
あと、記述で残してないから正確さに欠くのですが、なろうラジオ大賞2作品を140作品くらい、冬童話大賞作品は20作品くらい読んだと思います(童話は続けて読めなかった。無念><)。
ラジオ大賞2作品を読んで、短編もいいなって思えました。
もともとは短編集、苦手でした。
なぜなら自分の脳はポンコツAIで、すぐに頭を切り替えられないうえ、登場人物の名前を何回も覚えないとならないのが苦痛だから。
千文字だと名前が出てこない作品が多くて、すっごくありがたかったです。
あと、同ジャンルを延々と読むよりも、お題は同じでもジャンルが違うので、味付けが全然違っていて読むのも楽しかったです。
アルファポリス様で読んだのは18作品、作者数12人(18禁含む)。
アルファポリス14回恋愛小説大賞に出していたので読んでいたのですが、書く方にいっぱいいっぱいで、全作品のタイトルも読めなかった。残念><。
アルファで大賞をとるなどして書籍化された作品は本文が一時読めなくなるので、それまでに読まねばと、むしろ恋愛よりBLを読んでいました(いつかBLにも出したい!)。
カクヨム様で読んだのは5作品、作者数5人でした(3月に入ってから読んだ分は次回に入れます)。
第9回角川つばさ文庫小説賞に出していたので、つばさ文庫にはどんな作品が出されているのか気になって読んだり、カクヨムコン大賞受賞作品を読んだり、18禁は読んでません。
そういえば今のところ明らかな18禁を見かけていないのだけど、タイトルやらあらすじやらは攻めているのが多かった。カクヨム様では混ざって存在しているのかな? どうなんだろう?
さて、約半年前のなろう様小説掲載数が762,313作品だったのが、現在865,408作品でした!
ザックリだけど10万作品も増えてるのは、ラジオ大賞や童話大賞があったからかなぁと思いました。
それと4月に入り、タイアップコンテスト先が6つもあるからかも。
そりゃ増えますね。
ネットから応募できるの、すごく助かります。本当にありがとうございます!!
というわけで、一年半~二年の間に投稿していた作品……の前に、まずは前回投稿していた結果から。
カクヨム様から投稿していた(詳しくは前のページに書いています)、
【第9回角川つばさ文庫小説賞(一般部門)】の結果。
「終末以降のアリス」...一次選考通過、のち落選。
うわぉ!
ここで書き始めてからは初! 人生2度目の一次通過ですよ!
嬉しい!!
やっと書けなくなる前の自分の位置まで戻れた!
というのと、
まさか通過するとは、びっくり……。
の、半々の気持ちでした。
なぜなら投稿したカクヨム様では、まっっったくPVがなかったので、これ本当に投稿できてるのかな? と半信半疑だったからです(すみません)。
(当時のPVは穴あき状態でした。つまり誰一人として通しで読んでいない状態だった)
(ちなみに投稿したのは夏で「PV増えないなぁ」って思ったのは冬)
そして一次選考通過者一覧を見て思った。
多っ!!
いったい全部で何作品集まったの? とまず思うくらいに多かった。
(だから一次通過して嬉しかったのは嬉しかったんだけど、この中から選ばれるかというと難しそうって感じた)
今数えたら88作品が一次通過。
二次通過が24作品で最終候補が4作品に絞られていました。
(ちなみに第8回での一次通過作品数は36作品、二次通過16作品、最終候補4作品でした)
(第7回では一次通過作品数は37作品、二次通過9作品、最終候補4作品)
残念ながら投稿された総数は書かれていなかったので不明。
さっきカクヨム様で「第9回角川つばさ文庫小説賞」で検索したら55作品だけだったので、紙で多数投稿されていたのかもしれない。
検索したのがさっきなので、すでにタグを外しているのかもしれない。
でも、前年度よりも総数は多かったんじゃないかなぁと思いました。
(後で詳しく記述しますが、つばさ文庫大賞ならちゃんと主催者側に読んでもらえそうなので)
それはともかく、一次通過に気をよくした自分は「カクヨムWeb小説短編賞2020」にも参加しようと思ったのでした。
そう! 調子に乗っていたんです!
狙いは「短編小説マイスター」。
3作品以上を投稿するとエントリーされるというもの。
でもその前に、前回の結果の続きから。
【第8回アイリスNEOファンタジー大賞】の結果。
「異世界で怪盗になったけど、あなたのハートは盗んでません!(旧題:異世界で正義の怪盗団と呼ばれています!)」...落選
自分的にはかなり頑張ったのですが足りなかったようなので、書き逃していた部分を加筆修正してアルファポリス様の方にも出そうと思いました。
では、あらためて、この半年で新たに投稿した作品は、
【第2回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞】
2020年11月30日(月)10:00 から 2020年12月27日(日)23:59 まで
~~ここから抜粋引用~~
1,000文字以下のオリジナル超短編小説を投稿していただいて、応募作品から「小説家になろうラジオ」がノミネート作品(5作品)を選定します。
ノミネート作品は番組で台本化し下野紘・巽悠衣子の朗読により、2週にわたって放送、紹介した後、下野紘・巽悠衣子と番組が大賞1作品を決定、発表します。
①作品タイトルに、過去に番組内コーナー「タイトルは面白そう」でテーマとしたワードを挿入してください。
<過去のテーマ>
ブラック企業 / 必殺技 / 忍者 / おにぎり / ドラゴン / 文学少女 / 名探偵 /
ボロアパート / 大魔王 / 聖女 / サラリーマン / 幕末 / ブラウン管 / 伝説 /
農民 / おねぇ / 入道雲 / 暇つぶし / 偽物 / 牛乳 / コントロール / 森の /
②小説ジャンルは問いません
~~ここまで抜粋引用~~
そう! 前回、タイトルにテーマワードを入れ忘れてたヤツですよ!
前回の反省をふまえて、今回はちゃんとタイトルにテーマワードを盛り込みました!
「伝説のサラリーマン聖女の暇つぶし~オネェ農民の必殺技が森のボロアパートで轟く~」...落選
「あなたたちが求めているのはどこの聖女様ですか?」...落選
「貴方が落としたのはどの聖女ですか?」...落選
「貴方が落としたのはどの聖女ですか?(脳筋ver)」...落選
「貴方が堕としたかったのはどの聖女ですか?」...落選
「貴方が落としたのはどの聖女ですか?(溺愛ver)」...落選
「貴女が落としたのはどの聖女ですか?(執着ver)」...落選
前回のリベンジのため、一番最初の作品をテーマ全入れを書けてスッキリしました。
でもキレ味は前回の方があったなぁ、似たような作品もいっぱいあるし、と不完全燃焼で、他にも書きたいなとシリアス(タイトルに「どこの聖女様」が入っている作品)を書いたものの全くウケなかった。
そりゃそうだよね。誰もそんなものここで求めていないよね。
ってことで、やはり、なろう様といえば異世界で勇者だろうと思い「選択の泉シリーズ(タイトルに「落とした」が入っている作品)」を書きました。
この時はずっと頭の中で聖女様について考えていたので、そんなつもりはなかったんだけど聖女ばかりになってしまった。
でも、この中で一番ポイントを集めたのは「堕としたかった」だったというね!
確かに短い中にうまく詰め込んだと自分でも思う。
書き上げた時、うまいこと書いた! と自画自賛しました。
でもこれが一番、書くのに時間がかかってなくて、現在のここに置いてある自作品中一番のポイント数って(困惑)。
ある意味すごい! ポイントも嬉しい!!
ただ、長編を書いている方ならわかっていただけるであろう、なんとも複雑な心境になったのでした。
でもでも、たくさん書いて参加したからか、発表を心待ちにできました。
約1550作品から5作品、つまり300倍! というドキドキ感を味わえましたし、なろうラジオ様で、音で物語を聞くのも楽しかったです(効果音もいかしてる!)。
ありがとうございました!
で、同時期に開催されていたのが、こちら。
【冬の童話祭2021】テーマは「さがしもの」
2020年12月17日(木)~2021年1月13日(水)
総数737作品らしい。
「にせもの魔女のさがしもの」
こちらは特に大賞が選ばれるというわけではないと思っていたら、こちらも「小説家になろうラジオ」様とのタイアップで、1作品のみ朗読の栄誉をいただけたそうです!
すみません。童話の方のラジオはチェックしていなかった><。
また後で聞きに行きます!(YouTubeで後からでも聞くことができる)
童話とラジオ大賞ふたつを絡めた作品を書かれている方が何人かいらっしゃったので(ラジオ大賞と童話のテーマ両方使って千文字以内)、その方が両方の参加者に読んでもらえるかもと思い、それで書きたいと頑張っていたものの、文字数的に無理だったので、童話オンリーに。
魔女についてじっくり考えて書けたのでこれはこれで良かったな、と今は思います。
(最初は、追放された聖女が実はor元大魔王が……という話を考えていた←ラジオ大賞2テーマ)
童話好きなんだけど続けて読むと疲れちゃうので、合間あいまに読みたいと思いました。
(絵本が好きなので童話も好き。ただ絵がない小説は世界観の切り替えに時間がかかるので)
これ、開催の数ヶ月後に個人的に童話賞をしている方と、全作品を読んでいるという方から感想をいただけて、本当に嬉しかったです!! ありがとうございます!!
それで個人プレゼンツの賞もいいなぁと思いました。
誰かのオススメポイントが書かれているだけで読もうかなって思えるし、自分の好きなポイントを語れるのは楽しそうです。
次もぜひとも参加したい! と思えました!
ラジオ大賞2と冬童話2021に参加したことから新しい出会いがあり、すごく嬉しかったです。
短編を読んでおぉっと思った作品の作者様のところへ、自分からもお邪魔するようになり、以前よりもなろう様を味わえるようになりました。
(自分の精神もようやくそこまで余裕が出てきたのかもしれない)
で、アイリス8で落ちたので、頭の中だけにあった部分もすべて書きだそう! と加筆修正して出したのがこちら。
(特にちーちゃんはどこまで書くか迷って抑えていたので、今回は振り切ってみよう! と書き切った)
アルファポリス様のWebコンテンツ大賞です。
【第14回恋愛小説大賞】
2021年02月01日〜末日
総数2911作品、一次選考通過は75作品。
「異世界で怪盗になったけど、あなたのハートは盗んでません!」...落選
落選したけれど、今まで出してきた2作品よりも多く大賞ポイント(読者投票)をいただけたのと、アルファポリス様での初お気に入り、初感想! までもいただけ、そのおかげで他の作品にも目をとめてもらえるようになったのが嬉しかったです。
やっぱりひとつ看板作品があった方がいいんだなぁ。
アルファポリス様では、もっと恋愛重視で書いたらウケるのかなぁと思いました。
が、
ハート怪盗が2つの恋愛大賞にかすりもしなかったのは(読みづらいというのもあるけど)、「もしやこれって恋愛ジャンルじゃないのでは?」と思い至り、読み直して、確かに恋愛はスパイス程度にしか入ってないなということで、カクヨム様ではジャンルを変えてUPし始めました。
なろう様でもジャンルを「恋愛→ハイファンタジー」に変更しました。すみません。
で、噂(?)のカクヨム様の大きな賞ですよ。
カクヨム様での大きな賞の短編部門です。
【第6回カクヨムWeb小説短編賞2020】
2020年12月1日(火)~2021年1月31日(日)
一万文字以内。ジャンル不問。
「バグったー」...落選
「オレ様非道王の猫転生」...落選
「しばらく考えさせてくれ」...落選
全☆滅(涙)。
特に上から2つは思い入れがあっただけに凹みました。
3つ目は、カクヨム様にある作品をぽつぽつ読んでいて、「全体的に若い気がする」「一万文字以内だけど一万文字マックスまで書かなくてもいいのか」と思ったので、軽くてさわやかな作品を目指し、自分の作品をリメイクしました。むしろ5分系に出せば良かったと思った。
という3つ目がイチバン評判がいいという現実。。。
ちなみに現在の状態は以下の通り。
「バグったー」12月公開一万文字...PV11♡4☆0栞1
「オレ様非道王の猫転生」1月半ば公開9977文字...PV16♡4☆9栞1
「しばらく考えさせてくれ」1月後半公開3886文字...PV33♡12☆18栞1
ついでに去年の夏にUPした「終末以降のアリス」はPVで見る限り、最初から最後まで通して読んでもらえたであろう人数は2人。
(PVが話数ごとに棒グラフ状で一目でわかるようになっているのがスゴい)
今読むと、アリスは2話目が説明多すぎてキツいので、そのせいかもしれないなぁとは思うけど、1話目のPVが23なので、まず人が来ないという印象が強い。
話を戻して、短編3つ出してまず思ったのは、(内容以前の問題として)文字数が多いのがダメなの?
主人公はすべて男子で、上から、大学生、王様、男子高校生。
あ、男子高校生がいいのかな?
ラブっぽいのは男子高校生だけだったから、ジャンル的な問題なのかな?
上ふたつは現代ファンタジーで男子高校生だけ恋愛だった。
自分も他の人の作品読むとき、つい文字数を見てしまうし、作品の年齢層が自分と近くて自分の好きなジャンルを選ぶから、そんなものなのかもしれない。
後から書いた短編も、高校生主人公のが一番ウケてたから(他のがシリアス過ぎるのもあるけど)、もしかしたらカクヨム様で読んでもらうには、高校生主人公がいいのかもしれない。
そういえば、男子高校生のだけ自主企画に参加していたから、企画様のおかげなのかも?
(企画者が条件を決めて募集できるのはなろう様と同じ。違うのは、募集中の自主企画がTOPに出るので、なろう様でのピックアップみたいな感じに目立つところ)
ちなみに、今回は出せなかったけど、長編はこんな感じ。
【第6回カクヨムWeb小説コンテスト】
2020年12月1日(火)~2021年1月31日(日)
10万文字以上。
異世界ファンタジー部門
現代ファンタジー部門
恋愛部門
ラブコメ部門
キャラクター文芸部門
どんでん返し部門
朝読小説賞
~~ここから抜粋引用~~
読者選考期間
2020年12月1日(火)~2021年2月7日(日)
中間選考結果発表
2021年3月頃 発表
最終選考結果発表
2021年5月頃 本サイト上にて発表
~~ここまで抜粋引用~~
選考参加編集部・レーベルが複数あり、複数ジャンルに対応していて、うまくいけばコミカライズもされる。なろう様で行われている「ネット小説大賞」と似た感じ。
明らかに違うのが、この部分。
~~ここから抜粋引用~~
読者選考期間
2020年12月1日(火)~2021年2月7日(日)
一般読者とプロの小説編集者、2つの視点から受賞作を決定するWeb小説ならではの選考方法
応募された作品は、読者による支持と編集部による審査という2つの選考を経るため、通常の新人賞では現れない・応募できないような、新しい作品にもチャンスがあります。
~~ここまで抜粋引用~~
この時の印象は「アルファポリス様と似たシステムなのかな?」でした。
(アルファポリス様の投票は一人3点が持ち点で、それを自分以外の作品に入れることができ、かつ1作につき1点しか入れられないというもの)
期間中ふらふらカクヨム様をさまよっていると「読者選考はやめてほしい」「絶対通らないから朝読賞に出す」みたいな意見をちらほら見かけて、「読者選考ってなんじゃらほい?」「それでなんで朝読賞?」と思ってました。
(朝読賞は児童文学よりなので読者年齢層が低い←私が思うネット小説の読者は社会人で年齢層が高い)
アルファポリス様の方では(たまたまかもしれませんが)そういう意見をみかけたことがなかったので、この時の自分は「もしかして読者が一定数の作品を読んで投票する形式なの?」「担当する読者や作品は運営が無作為に選ぶの?」などと考えていました。
実際はそうじゃなくて、文字通り「読者」が「選考」するんだけど、全読者がそれぞれの作品に通常通りに星をつけて、その数の多い者から通るという方式らしい。
(カクヨムの星は3つ、各ページに♡がある)
そりゃそうだよね。
私が最初に考えたみたいに、もし選考する読者や作品を無作為とはいえ選んだら角が立つし、読者の好みもあるから公平じゃない。
それなら、読者全員に無作為に選んでもらう方が公平。
ただそれは、読者全員が全部の作品を読めればまさに公平だけど、作品数が多いとそんなことは不可能な話で。
ここまできて、ようやく私にも「読者選考はやめてほしい」の意味がわかってきました。
すごく嫌な言い方をすれば、フォロワーの数がそのまま星の数になる可能性が高いから、フォロワー数の少ない人は不利になるからです。
朝読賞は読者選考なしで選考されると書かれていたので、朝読賞を狙いたいという気持ちが、今になってよくわかりました。
主催者側に読まれないって(涙)、って話なんですよね。
(同じく読者投票期間のあるアルファポリス様の方は、ポイントは少なくても奨励賞などに選ばれていることから、読者投票もやってるけど、主催者側も全部読んでいると思われます。だから不満の声は上がらないのかもしれない)
私自身、カクヨムコン時のフォロワー数はいないか、いてもヒトケタでした。
(公募のために登録したのでほとんど通っていなかった)
(たまたま読んだ長編作品がドストライクだったので、それを読むためだけに通ってました)
↑
おそらく、この作品にレビューしたことで、まったくの第三者から自分の作品を読んでもらえるようになりました。
(そもそも、なろう様にもアルファポリス様にもカクヨム様にも最初から知っているような知り合いはいない)
(個人的に好きな作家様を追いかけて別サイトで探すことはしている←そのサイトオンリーな別作品を書いていることがあるので)
カクヨム様では作品タイトルに自分で宣伝文句を付け、さらにレビューがいただけたらそのレビューもレビューした人の名前と共に載るのです。
つまり、カクヨム様でのレビューは、ただのレビューではなくて、「レビューなんだけど自分の大事な作品」であり「変則的な自己紹介」なのだなぁと思いました。
だからなのか、レビュー大賞などもあるからなのか、カクヨム様でのレビュー数は多いです。
自分はTOPページのレビューをチェックしないけれど、フォローした人が書いたレビューが新着情報として流れてくる(設定にしている)ため、それで興味が引かれたら読みに行くので、レビューとしての宣伝効果も高いです。
つまり、知り合いがいない中ただ作品をUPするだけでは、それがすんごい作品で誰かの目にとまるかしてレビューされたり紹介されたりしない限り、作品は埋もれるだけで読まれもしないのです。
(その救済として、カクヨム様ではレビューや自主企画が活発なのかと思います)
まず読んでくれる人をゲットしなくては埋もれてしまう。
これは、なろう様でも同じなのかもしれませんが、なろう様だと多数の読み手さんがいらっしゃるので、まったく読まれないということはないんじゃないかなぁと思います。
それに、読まれるための技(毎日更新しよう、いや週2~3回がいい、いやいや最初は1日2~3回やらないと目にとまらない、できれば同じ時間で1回の文章量はこれくらいが望ましいなどなど)が、あっちこっちで研究されていますから、作品を更新する方向に努力するのではないかなーと思います。
更新速度や更新量も好みですよね。
毎日更新が嬉しいと感じるか、そんなに更新されたら読めない! と思うのか。
まぁそれも、読んでくれる人が見つかってからの悩みで、まずはその前の問題(読者の目にとまる)なんですよ><。
で、カクヨム様でも、星の前に、まず読み手を見つけるところから始めなければならず、そのためには交流必須なのか。。。
という事実にちょっと愕然としました。
(もちろん交流しなくて、なろう様と同じように更新を続けてもいいのだと思います)
(なぜなら、交流に時間をとられて書けなくなるのは本末転倒だから)
もちろん、フォロー関係になったからといって、ほいほい星を入れてくれるかっていうとそうでもないですよね。私なら入れない。
星が単なる「フォロワーなんで入れときましたー」な星なら、星の意味が無いし。
多くの書き手は、星が欲しくて書いているわけじゃないと思うので。
(自分は星をウケているかどうかの指針にはしていますが、読んでもらうためであって、星を集めるために書いてはいない)
だから自分は「じゃあ違う賞に出すか」としか思わなかった。
そのために交流を深めようとは思えなかったのですよ。
読者として考えると、無料小説は気分転換に読む物であって、気をつかう場所じゃないんです。
なんていうか、無料小説サイト様は、自分にとっては特色の違う無料雑誌という存在で、よっぽど心が振り切れる作品に出会わない限り、わざわざ書き込もうとは思わない。
自分だけかもしれないけれど、リアル人間相手との会話を考えるのは、物語を考えるよりも気をつかうし時間がかかるから><。
でも、書き手として考えると、無反応が一番しんどい。
自分に♡や星を入れてくれた人はいったいどんな人なのか、もし書いているのならどんな作品を書いているんだろう、と興味を持つ。
それで若干ストーカーみたいですが、自分の作品に反応してくれた人のページに飛ぶようになりました(あ、本気のストーキングする気力も時間もないのでご安心ください)。
これは、なろう様でも同じです。
今回のラジオ大賞2と冬童話に投稿したことで、今までに無く交流ができて「え、なにがあったの?」くらいに(失礼ですみません)、びっくりしました。
けれどもやっぱりコメントは嬉しかったし、書いてくれた人に興味を持って、読みにうかがうようになり、新しい世界が開けてきました。
おかげさまで、ハードルが高かった「自分からコメントを書く」も以前よりはできるようになりました。
そうこうしているうちに、KACが始まったのです。
カクヨム様でのお祭り。
【KAC2021 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021~】
2021年3月8日(月)~2021年3月31日(水)
~~ここから引用~~
『KAC2021 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021~』は運営が公開する創作のお題に基づいて、ユーザーが作品を投稿・閲覧、レビュー投稿することで参加できるカクヨムユーザー全員参加型のキャンペーンです。
期間中の月・水・金曜日に、計10回運営からお題が出題されます。参加者は毎回出されるお題をもとに、作品を執筆&公開してください。
作品投稿方法は、作品本文文字数1200~4000字の作品を書き、キャンペーンタグ(※キャンペーンタグは毎回変わります)をつけて公開するだけ! 1回だけの参加もOK。苦手なお題があったら飛ばしても大丈夫。もちろん全10回の投稿で皆勤賞を狙うのも大歓迎!
なお、単著の出版経験をお持ちの方には、“プロ作家賞”という専用の参加枠をご用意しました。KADOKAWAに限らず、出版社経由で単著(ボーンデジタル含む)の出版経験をお持ちの方が対象となりますので、予めご了承ください。
~~お題はその都度、発表されていました~~
1回目お題「おうち時間」
2回目お題「走る」
3回目お題「直観」
4回目お題「ホラーorミステリー」
5回目お題「スマホ」
6回目お題「私と読者と仲間たち」
7回目お題「21回目」
8回目お題「ソロ○○」
9回目お題「尊い」
10回目お題「ゴール」
~~お題はその都度、発表されていました~~
賞・賞品
毎回選出
読者賞×5名:お題発表から一週間で、読者の獲得数が多い上位1~5作品
1位:5000リワード、2位:4000リワード、3位:3000リワード、4位:2000リワード、5位:1000リワード
レビュー賞×5名:お題発表から一週間で、最も多くの★数を獲得した上位1~5作品
1位:5000リワード、2位:4000リワード、3位:3000リワード、4位:2000リワード、5位:1000リワード
※読者賞を受賞した場合、レビュー賞の同時受賞はできません
金曜ボーナス回 3/12,19,26
カクヨム賞(5000リワード):数値指標にかかわらず、担当が最もオススメしたい1作品
カクヨムレビュー賞(図書カードネットギフト3000円分):数値指標にかかわらず、担当が最もオススメしたい本文付きレビューを書いた1レビュアー
全ての回が終了後に選出 KAC賞
皆勤賞(300リワード):全回作品投稿し、全ての回の応募条件を満たしているユーザー全員
ベスト皆勤賞(3万リワード):全回作品投稿し、最も多くの読者を獲得したユーザー1名
レビューいいね賞(図書カードネットギフト1万円分):期間中に最も「いいね!」ボタンが押されたレビュアー
※「読者」とは、応募締切までに得た「アクセス数」などの指標で形成されます。その詳細はお問い合わせいただいてもお答えできかねます。
プロ作家賞
ベスト皆勤賞(3万リワード):全回作品投稿し、最も多くの読者を獲得したユーザー1名 ※プロ作家賞は、KADOKAWAに限らず出版社経由で単著(ボーンデジタル含む)の出版経験をお持ちの方が対象となります。
※上記に該当すると運営が判断したユーザーは、【毎回選出 レギュラー賞】【金曜ボーナス回3/12,19,26】【全ての回が終了後に選出 KAC賞】の受賞対象外となります。プロ作家賞のみ参加可能となりますので、予めご了承ください。なお、本件に関するお問い合わせは原則受け付けません。
~~ここまで引用~~
3月にKAC(KAC2021 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021~)が始まりました。
今まではどうか知らないのですが、今回は月・水・金の正午にお題が提示され、次の正午1分前までに1200~4000文字の短編を書き上げるというものでした。
ラジオ大賞2や童話大賞を経て「短編もいいなぁ」と思えてきた自分は、短編祭りならぜひとも参加しようと思いました。
この機会にウケそうな長編作品をカクヨム様にも置いておこうと、ハート怪盗をちょこちょこ更新するようにしました。
(アリスは投稿期間ギリギリだったため一気投稿していたので、今度は読んでもらえるようにセオリー通りに毎日更新しようと思った)
もしかしたら、アリスとは年齢層やジャンルが違っていたのかも、とも思ったので。
だから「異世界ものや恋愛ものならウケるかも?」と考えていたのですが、ハート怪盗もまったくPVがつかない。
(今思うと、KAC参加者はKAC期間中は忙しくて他の長編作品など読めなかったのかもしれない)
カクヨムでは年齢層が違うのかー、と複雑な気持ちでした。
それがなんと、今までぴくりともしなかったPV(星じゃないですよ。PVですよ)がKAC作品では初日に、それも書き立てで! ついたのですよ!
しかも、コメントまでもらってる!!
びっくり!!!
(ちなみに、最初にカクヨムシステムを理解するために去年の8月に置いた短編「特盛りでお願いします!」778文字のPVは5←8ヶ月目でですよ!)
(今回の最初に書いたKAC作品に入った初日のPVが8!)
(どっちもヒトケタながら、びっくり度が多少なりとも伝わると嬉しいです)
なろう様におられる方なら、コメントやレビューは神の微笑みかってくらい貴重なのは理解していただけるかと思います。
まぁ自分がなろう様を始めた当初は精神的に弱り切っていたので、ほっといてくれるドライでクールななろう様の環境は大変ありがたかったです。
なろう様ではPVの存在も意識するまで数ヶ月かかったしね。
そんな自分だったので、PVすら動かないカクヨム様環境は平気だったのだけど、敏感な反応におののきました。
「KAC作品は毎回誰か読んでくれる、だと!?」
え、ここって実はコミュ強の集まりなの? と、びびりまくりました。
でも、だんだんわかってきました。
今がKACというお祭り期間だからだと。
短い期間にお題で書く必要があるので、浮かばないと「他の人はどんな風に書いてるの?」と、書き手が参考にしたくて読みたくなるのですよ。
反対に、首尾良く自分の作品が書けた時は「他の人はあのお題でいったいどんな作品を書いたのか?」「あのお題をどう料理したのか?」と気になって読みたくなるのですよ!
そして、書き手ならではの「こんなすごい切り口があったのか!」に「ここが良かったです!」とコメントしたくなるし、コメントいただけたら「貴重なコメントをいただいたのだからお返ししなくては」精神が発動するのですよ!
なんて優しい世界なんだ!!
乱暴にまとめるなら「電子版文芸部」のような感じでしょうか?
もちろん、なろう様もアルファポリス様もカクヨム様もひとしく「電子版文芸部」なのですが、なろう様は自分の感覚では出入り自由なタコ部屋かつアメリカンドリーム、アルファポリス様は商人の集まりでいかにニーズを捉えるか、というイメージです。
そういう中で、KAC中のカクヨム様はまさに「電子版文芸部」! 反応の良さがハンパなかった!
確かに自分が今までになくコメントを残していたというのもあります。
もしかしたら、なろう様やアルファポリス様でも同じくらいコメントしたら、同じくらい反応が返ってくるのかもしれません。
それにしたって、カクヨム様のどこかで誰かが「コメントのない星や♡などよりもコメントが欲しい!」と心の叫びとして書いてあったので、できる限りコメントしようと心がけるようになったからです。
ようやく、全部ではないけれどもコメントを書けるようにまでなりました。
(最初は星やコメントを勝手に入れてもいいのか不安だったし、♡は存在すら気づいてなかった)
というわけで、KACに投稿した短編作品はこちら。
1回目お題「おうち時間」
「それくらいで?」
2回目お題「走る」
「走り続けてやるんだから」
3回目お題「直観」
「いちぬけた」
4回目お題「ホラーorミステリー」
「カッサンドラの呪い」
5回目お題「スマホ」
「あなたたちの作品に救われています」
6回目お題「私と読者と仲間たち」
「文芸部にようこそ!」
「裏文芸部はこうして結成された!」
7回目お題「21回目」
「今日は言ってくれるよね」
8回目お題「ソロ○○」
「ぼっち飯バンザイ!」
9回目お題「尊い」
「二人だけのコスプレ会」
10回目お題「ゴール」
「ゴールだったはずなのに」
明るくさわやかな作品の方がウケが良かったのですが、どシリアス作品にもコメントいただけたのは嬉しかったです。
(自分がどシリアスな内容にコメント入れようと思ったら、半日くらい悩んだあげく結局入れられない予感しかしない)
というわけで、なんとなく学生に戻って文芸部を堪能したような、思いがけず楽しく創作と交流ができた3月でした。
ありがとうございました!!
楽しかったのですが、あれはお祭り期間だからであって、あの交流がずーっと続くと長編を書けないので、コメントできなかった分は、長編読む時にちょこちょこ書いていこうと思いました。
(すでにフォローしている方のKAC作品をまだ全部読み切れていないorz)
小説なら後から修正できるのだけど、コメントはそうじゃないから、うっかり考えすぎてすぐには書けないのですよ。
だから自分はSNS的なの(L○NEやtw○tter)をやってません。
この機会に反射で書けるくらいになりたいです!
カクヨム様でPV20あるかな?状態で、すでにいっぱいいっぱいの自分です。
フォロワーさんの新作読み回りで終わってしまう。
こうなるとわかっていたのに、つい嬉しくて孤高を突き通せなかった。。。
でも、どこかで「長編書くのでしばらくいなくなります」と近況ノートに書いてふつっとする方がいらっしゃったので、「そうか、そうすれば良かったのか」と思いました。
逆に考えれば、なろう様はあえてコメントを残さない文化なのかもしれない、と思いました(単純に長編作家や読み手が多いだけかも知れないですが)。
反応は少ないながらも読み手が多いなろう様。
読み手が少ないけど反応を返してもらえるカクヨム様。
という印象でした。
でも、私が所属していないだけで、なろう様でも、もっと文芸部っぽく楽しんでおられる方々もいらっしゃるので、やはり自分からコメントを書いていくかどうかが鍵なのかなぁと思いました。
で、
すっかり「読んだらコメントを入れる」までが自分に定着すると、入れないと気持ち悪い感じになりました。
すごいな!
もし、これが、カクヨム様の狙いだとしたら……
カクヨム大賞は読者選考
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読者選考を通るには交流必須
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交流するにはコメントが有効
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コメントするには最低限の礼儀は必要
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最低限の礼儀習得
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そうやって勝ち残った作者が作家になったら主催者は大助かり。
そりゃ作家も人間だけど、主催者だって人間だから。
ということだとしたら……「カクヨム、恐ろしい子」。
と、明後日の方向に思考を飛ばしてしまいました。
はい。考えすぎですね。
上記されていた通りの理由で読者選考があるのだと思います。
まぁでも、この一連の流れで自分が学んだことは、
「カクヨムコンに出すなら、カクヨムコン直前にエントリーするのは不利! むしろカクヨムに一年前くらいから居場所を作ってからがいい。居場所作りにはKACが最適!」でした。
(他にもお祭りがあるかもなのですが、自分はまだ知らない)
別に、カクヨム様で居場所を作らずとも、今頑張っているサイトで居場所を作って、「この時期はカクヨムコンに出します。良かったら応援してね」と言うのも、いいのかもしれない。
若干アレな感じがしないでもないですが(実際、過去の自分は「なんで応援を求めているんだろう?」と思っていた)、これくらいしないと、読者選考を通る気がしませんでした。
でもそれは、アルファポリス様の読者賞(読者選考1位)でも言えます。
(アルファポリス様は読者賞を選んだ人の中から抽選でポイントが当たるので、おそらく一定数の方は自分の持ち点3ポイント中2ポイントは好きに入れて、1ポイントは1位になるであろう作品にとっているのかもしれない。もちろんそんなことはしていないかもしれない)
読者選考って、つまりは「口コミ」なので、ぽっと出て一位をとれるのは、相当スゴい作品だと思いました。
やっぱり読者選考を突き詰めて考えちゃうと、結局フォロー数かーい! ってなっちゃうから、あんまり考えずに、地道に書こうと思いました。
書き忘れ。
pixiv様の賞です。
【「pixiv小説 執筆応援プロジェクト」今回のテーマは「告白」】
タグが「告白、プロポーズ、秘密、モノローグ、カミングアウト」のいずれか。
2021年2月9日(火)~2021年3月31日(水)
応募者の中から抽選で1名さまに、気持ちを伝えてスッキリした心に滲みるアイテム(空気清浄機、高級入浴剤、アイマッサージャー、より1つ選択)20名さまにAmazonギフトコードをプレゼント。
タグ「告白」「カミングアウト」で
「するかしないか、それが問題だ」...選考中
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といっても、こちらは抽選で賞品が。もしかしたらpixiv小説編集部よりコメントやスタンプがつくことがあるかも、な感じ。
なろう様に置いている「短い小説まとめてみました」の「弱虫」を加筆修正したものです。
春で告白といえば、ついこの話が浮かんでしまいました。
また新しい話を考えたいです。
pixiv様は毎月なにかしら募集されており、テーマにそった賞品がつきます。
これに毎月投稿できたら面白いだろうなぁとは思っているのですが、なかなか。
以上でした。
これを書いていて、この半年は短編をいっぱい書いていたんだなーと思いました。
3月締切りの長編大賞も多かったのですが、今回はチェックしていなかった。
これから締切の長編にとりかかりつつ、加筆修正していきます!
ではまた半年後に!!