8話〜イベント?〜
俺は目を覚ました
目を開けるとそこはあの荒野だった
俺の夢はベットでしか見ないのか?
目の前には赤い龍と青い龍がそこにいた
『汝、自らの使命を果たせ』
2匹で喋っているが声は1つしか聞こえない
「はぁ・・・・・・前にこの世界が滅びかけた時あんたらを宿した男が来たんだろ?
そして今度は俺に宿ってこの世界に来た・・・・・・・・・・
ということは話に出てきたやつを倒せって言う事か?」
『そうだ・・・・・・』
(やっぱりか・・・・・・・またとんでもない話だな・・・・・・・・・)
「そういえばあんたら元は黒い1つの龍だったよな?何で俺は赤と青なんだ?」
『汝が選んだ結果だ』
「あぁそういえばそうか・・・・・・・・・てことは全て選べば黒だったって事か?」
『そうだ』
あぁ・・・・・・どうせなら全部選べばよかったな
「ところで青い方は名前を教えてもらったけど
そっちの赤い方はまだ教えてもらってないな、何て言うんだ?」
『まだその時では無い』
「あぁそう・・・・・・」
「そういやあの・・・・何だ、魔法発動する度にあんたの名前叫ばないとだめなの?」
『心で念じよ、さすればいつでもできる』
「なんだ・・・・・・そうなのか」
そう言い終わった瞬間目の前が真っ暗になった
そしてきがつくと目を覚ましていた
半分起き上がりあたりを見回した
横のベットでレイズがまだいびきを掻いて寝ていた
「ほんとにまぁ良く寝るよ・・・・・」
そう呟いていた
「お?起きてたのか」
クレスが洗面所で顔を洗ってきた
「あぁおはよう」
「朝食でも食べるか?」
「うん、でもレイズが起きてからで・・・・・」
「飯!?」
いきなりレイズがそう叫びながら飛び起きた
「うわっ!」
びっくりして一瞬転びそうになった
「はははっ」
「ん?どうした?」
「いや・・・・ちょっと驚いただけ・・・・・・」
「ふぅん・・・・変なやつ」
君に言われたくないよ・・・・・・・・
今日の朝食は味噌汁に焼き魚それにお米めも付いていた
「ここは日本ですか・・・・・・・・・」
「ん?何か言ったかね?」
「いや別に何でも無いよ」
野菜とかならまだわかるが米まであるとは・・・・・・
「おい!何で肉が無いんだ!?」
3食肉食ってんのかこいつは・・・・・
「ねぇ・・・・・ほんとにレイズを仲間にするの?」
小声でクレスにそう言った
「あぁなるべく仲間は多い方が良いからな」
「でもあいつの性格相当悪そうだよ」
「良いではないか楽しくて」
「そういう問題なの?」
「まぁこれから怪物も強くなっていくだろうからな」
「まぁ・・・・それもそうだね」
「よしもうこの話はこれで終わりだ」
「わかった」
「あ・・・・・」
「ん?どうしたんだ?」
「いや・・・・別に」
(そういえば親父達今頃どうしてるかなぁ・・・・・
行方不明とかで問題になってたりして)
「さて、今日はどうする?」
朝食を食べ終え俺達は部屋に戻っていた
「アスカロには明日行けば良いからな今日はする事が無いので皆で決めたいと思うのだが」
「あぁ、俺はパス」
「どうしてかね?」
「今日はちょっと俺行くとこ決めてるから」
「どこ行くの?」
「今日の午後この町でイベントがあるらしいからそっちの方にね」
「イベント?」
「まぁイベントっつっても祭りって言った方がいいか」
「そういえば今日だったかな」
「へぇ〜・・・・祭りねぇ・・・・・・
どんなことするの?」
「どんなことって言われてもなぁ・・・・・・・
何かの大会があったり屋台が並んだり何でも自由?
まぁ言ってみれば稼ぎ時ってやつ?」
「ようするにフリーマーケットとかいろんな大会がある祭りってことだよ」
「やっと理解できたよ♪」
「どういう意味だ!?」
「別に深い意味は無いよ
言った通りの意味さ」
「うがぁっ!」
「まぁまぁその辺で止めないか・・・・・・・
ふむ・・・・では我々も行こうかアキラ」
「そうだね、他にする事無いし」
「じゃ、俺は昼飯まで時間潰してくるぁ」
そう言ってレイズは部屋から出て行った
「さて我々は午後までどうするかな・・・・・・・」
「そうだなぁ・・・・・・・」
「では、ちょっと身体でも鍛えるか」
「えぇ〜・・・・・」
「そう文句を言うな、明日は結構歩くし
砂漠だからな下が砂だけに余計に疲れる」
「じゃぁ足?」
「そういうことだ、とりあえずスクワット200回」
「まじですか・・・・・・・・」
「はいはい、文句を言わずにやる」
「へいへい〜・・・・・・・」
そのころレイズは―――――――
「え〜と・・・これとこれ、あとそっちのも頂戴」
「あいよ」
朝食で肉を食べられなかったためか結構な量の肉を買って焼いてもらっていた
買い終わって近くのベンチへと移動した
「いっただっきま〜す♪」
クレス達―――――――1時間後
「95・・・・・・96・・・・・・・・97・・・・・・・・・・98・・・
・・・・・・・・・・・・・99・・・・・・・・・・・・・・ひゃ〜・・・く!」
そう言い終わってその場に倒れてしまった
「おいおい、まだきっちり半分しか終わってないじゃないか」
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・もう無理・・・・・・はぁ・・・・・・・・だめ・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・死ぬ・・・・・・はぁ・・・・・・・・」
「う〜む・・・・・・こりゃ相当だめだな」
「剣よりもまず基礎から鍛えないとこれからやっていけないぞ?」
「そんな・・・・はぁ・・・・こと・・・・はぁ・・・・言われても・・・・・・」
「まぁ今日はもういいから体を休ませなさい」
「そうする・・・・・・・」
そう言ってベットに倒れ込んでしまった
それを見届けクレスはこの部屋に置いてあるティーポットとカップを取り出し
葉っぱを取って紅茶を作って一人で飲んでいた
最近事情があって小説書けませんでした・・・・・すいません