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詩的ななにか

かくれんぼ

掲載日:2026/06/12

つくづくと

私は自分を書くしかない


 私から出る言の葉は

 古くて固くて美しい


読み辛いでしょ

やわらかい

あなたあの人

君は若くて


 触れられもせぬ

 絵の林檎

 静物毒気

 人は避け


私にだあれも気付かない

インターネットは

娯楽売れ筋


 やりやすいのだ

 潜み書く

 目に付かぬ我は

 不世出


有史の前の巫祝(ふしゅく)など

インターネットは拾わない


 昏く狭くて深度ある

 井戸の中には

 別世界


私は飛び出す間欠泉

水は天にも地中にも


 花は風にも

 掌も

 選ばずにのる

 自由度で


捕まえてみて出来るなら


 私と駆け(くら)

 試しみて


井戸から私を引き上げて


 水と花弁(はなびら)事問わば


応えましょうね

私たち


 見付かるならば


抱かれましょう


 水に花弁浮かべ見て


きっとさざめき

楽しくて

綺麗に映えるわ

私たち


 井戸守る家の

 箱を開け


見付けてごらん

つかまって


 腕引く誰かあるのなら


観念しましょう



 わたしの負け! と。


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