《灰の王と虚無の剣》

目を覚ますと、そこは滅びかけた世界だった。
そして手にしていたのは、命を削る“虚無の剣”――。

黒髪の青年・桐生隼人は、ある事故をきっかけに“灰の王国”と呼ばれる異世界に転生する。
そこで出会ったのは、謎多き銀髪の少女・リシアと、頭の中に直接語りかけてくる不気味な剣・グラディアだった。

敵か味方か分からない二人に導かれ、隼人は滅亡寸前の世界で生きる術を探す。
だが、グラディアの力を使うたびに――自らの寿命が削られていくことを知るのだった。

「生きたいのか、隼人。ならば命を賭けろ」

命を削る剣、謎に満ちた王国、押し寄せる魔物たち。
そして、隼人がこの世界に“選ばれた理由”とは――？

優しいが芯のある主人公×儚くも強いヒロインが織りなす、
シリアスでドラマティックな異世界ファンタジー、ここに開幕！

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