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アポリアの彼方外伝【構造論的外伝目録】――アポリア旅の地図

挿絵(By みてみん)


ep.2 アポリアの彼方外伝【魂の車窓から】掲載日:2025年05月31日 12時14分


――本ガイドは、以下の構造に基づいて構成されています:


【アポリアの彼方外伝】構造一覧


魂と物語:魂をテーマとした短編(ep.2, ep.12, ep.22 など)


世界の構造と補遺:アポリア世界の地誌・設定・裏史(ep.3~ep.7, ep.32, ep.33)


神学と魔法:MP、言語、祈り、魔法、宗教に関する神学的探求(ep.5, ep.8, ep.31, ep.34 など)


経済と通貨:アポリア経済構造と通貨哲学(ep.9, ep.10, ep.11, ep.13 ~ ep.16, ep.26, ep.27)


軍事と戦術:魂を用いた戦争と兵器(ep.17, ep.18)


信仰と通貨の戦争:祈りと通貨に関する寓話的連作(ep.19~ep.21)


終末と外典:MaQ計画・魂の構造・意味論的最終戦争(ep.23, ep.24, ep.25, ep.28, ep.29, ep.30~ ep.34)


このように『アポリアの彼方外伝』は、魂・信仰・経済・魔法・意味の各構造を通じて、アポリア世界の裏側に潜む“真の地図”を描き出します。



挿絵(By みてみん)

【アポリア異界歴・予言抄】掲載日:2025年06月07日 22時19分


――この文書は、アポリア世界における“歴史的時間”のうち、魂と言語、祈りと通貨、そして魔法と意味の変遷を、あくまで予言書的に記したものである。全てが真実とは限らず、いくつかは夢の中で語られたものである。だが、そこには確かに、ひとつの時の流れが見える。




『アポリア異界歴・予言抄』

――ある未来の賢者が残した断章より



第一期:魂の始源と失語の時代


魔素子(MaQ)と量子信念理論が現代文明を崩壊させた「失言の終末」


森に逃れた人類は魂の力を言葉に託し、“魔法”の原型を発見する


「アポリアの書」最初の断章が夢の中に顕れる




第二期:贈与の時代と五賢者


魂は贈るものとされ、言葉は名付けと祈りの儀式に昇華する


五賢者の時代、「共感通貨」や「記憶市場」が成立し、祝福の経済が栄える


豊穣の都市ミラティス、理想郷として記される




第三期:裏切りと寄生虫の貨幣


コングロマリットによる“メモリウム™”導入、魂を宿した祈りの経済が歪む


人々は記憶を失い、都市は廃墟と化す


一人の巫女が魂を代償に祈るが、救われることなく湖に沈む




第四期:魂の戦争とアポリアの騎士たち


転生者(あるいは異界記憶の継承者)が現れ、忘れられた名を探し歩く


信仰通貨GPCによる「祈り通貨戦争」が勃発し、魂の価値が測定される時代


禁断魔法・魔力兵器の開発が進み、魔法と科学の境界が消失する




第五期:終焉と再構築(予言の章)


アポリア世界は“意味”そのものをめぐる戦争に突入する


『メフィストフェレスの議定書』と呼ばれる禁書が出現し、魂の所有を問う


一人の少年と、一人の少女。その名も、過去も、未来も曖昧な二人が――


最後の一行は、読者の心にのみ刻まれる。



※この予言記は『アポリアの彼方』完結後、あるいはすでに読了した者が、構造の補助線として読むことを想定して記されている。



※本作およびその世界観、登場用語(例:メモリウム™、魂経済、共感通貨など)は、シニフィアンアポリア委員会により創出・管理されたオリジナル作品です。無断転用や類似作品の公開はご遠慮ください。

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