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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
993/1002

…………龍を素材にしてしまった。

『ありがとう小さき命』


声が聞こえたというより、伝わった。

そんな感覚で喋りかけられて困惑する。


幻覚幻聴は魔力欠乏の第一症状だぞ。


『あの憎き邪に染った穢れた魂に封印されておった』


こっちの困惑も無視してさらに続ける。

察しました。さっき命を調合の素材にしてしまった時のです……よね。


という事は本当に命を使った錬金術を意図的では無いと言えやってしまったと言うでしょうか。


それは禁忌だ。


『聞け、我に名を。新たなる名を』

「名前って」

『元々はこの地に根付く妖精であったが、年月がたち龍へ変化していた』


…………龍を素材にしてしまった。

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