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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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その心を

何とか距離を取れたとは思う。

本来は眩い光で人を魅了する黄金は、暗闇の中では発揮されないらしい。

そういえば電気とか無いなと思った。


月の化け物と戦った廊下の1つ下。


ペルシャが私を抱えて飛び降りたのだ。

声が出そうになったけど、ここで出す訳にも行かず両手で必死に口を抑えた。


それでも地面が近づくにつれて死がよぎったけど、ペルシャは風魔法を使い、着地。わざと大きめの痕跡を残して直ぐに黄金郷に入った訳だけど。


「多分今、ブレットは青髪の少女を全力で月の化け物から離した思う」

「え、どうやって……」

「まあ、死にかけとはいえグロリアス先生もリーナーも神父も居るし何とかしたでしょ」

「し、死にかけって……」


いから事実でも尊敬欠けらも無い。

男衆に面識はないだろうけれど、グロリアスは先生と言っていたのに。それすら冷めている。


立ち直ったと思えても、見えていても、そうじゃないんだ。


私はペルシャをぎゅっと抱きしめる。

強ばっていたペルシャは急に力が抜ける。


「は?」


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