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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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断絶の氷塊

月の化け物は宙に浮かぶ。

どんな原理なんですかあれ!?


「ぺ、ペルシャ!浮かんでるよ!?」

「見れば分かることを一々言わないの!」


ペルシャは私の被ったフードのポケットを探って月の化け物に投げつける。

『断絶の氷塊』と呼ばれる道具。


断絶の氷塊は氷そのものだけれど、見た目はクリスタルのように綺麗で、溶けることがない。

長時間触れていると、段々と凍りついていくから注意が必要な道具です。


でも、


「あれじゃあ、攻撃には使えないですよ!?」


魔物を倒す目的の道具じゃないから対人ではもちろん使えない道具。

じゃあ何の為かと言われると、えっと。冷蔵庫的な感じです。


「……使えないわね」


ペルシャがものすごく低い声で言うが、ペルシャは断絶の氷塊を風魔法に乗せて月の化け物へ追尾させる。


「クッ、器用な真似を」


月の化け物は浮かんだまま、その場で動かず杖を取りだして魔力の塊を打ち出して相殺する。



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