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合流
「ん?あれ?ここって確か錬金術師の部屋だったっけ」
迷いに迷って辿り着いたのは錬金術ラボ。
そこには偶然ティアと、情報屋が居た。
ここの錬金術師っぽい人と一通り話し終わったのか各々相談みたいな事をしている。
ミホは気になってティアの真後ろに視線を合わせる。
「ねぇ、私も入れてよ」
パッの移動としてティアの肩に手を置いて肩越しに混ぜてとお願いする。
「うわぁぁぁ!!」
「何事……いつの間に……」
ティアは驚きのあまり崩れ落ちてしまった。
ジロリと睨まれてミホはアハハと苦笑い。
情報屋はとても驚いた様子でミホを見ていた。