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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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意図的に

「人には見つかりたくないなー、めんどそうだし」


記憶がほとんど無いミホは当然統括会の見取り図が頭に入っている訳もなく、慎重に見つからないようにソフィーの後をつける。


「次の次を右……」


道筋を確認しながら移動していたけど、注意を前に向けすぎだ。

後ろから足音がしてビクリと跳ね上がって、身を隠せる場所をキョロキョロを見渡す。

特に隠れれる遮蔽物がない。


足音がどんどん近づいてくる。

足音の主は2人組のここの生徒っぽく、談笑しながら階段を上がってくる。その瞬間を狙って視点移動での移動の魔法を一かバチかで発動する。


視野は階段の上からの物ではなくではなく、階段の下、廊下を見ていた。


(出来た!っと隠れないと……)


魔法が意図的に発動できたことに安堵しつつ、壁際に隠れてやり過ごす。


「ふむ、えっと残りの魔力量は、上手く掴めないや。このルートは一通りが多いね。授業が始まってから移動しよう」

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