表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
950/983

1歩1歩が

「コッチへ来て」


大精霊メイズはふわふわと浮遊し、吹雪で少しの先もまともに見えない雪山の中を進んでいく。


(ええ〜、この吹雪のなか行くの?)


ヤバい。少しでも遅れるとその後ろ姿が見えなくなる。

慌てて膝上くらいある雪をかき分けて必死に着いていく。


1歩1歩にかなり体力を使うから息が上がる。

それに、なんでこんな吹雪の中私は寒くないんだろう。


「それはね、貴女に加護を与えたというのと、ここは現実では無いから」


声に出してもないのに、前方から答えてくれる。



「何処まで行くの!?」



暫く歩いて、足がガクガクしてる。

これじゃあ決戦前に倒れちゃうよ。そう思って叫ぶとフッと吹雪が止んだ。


見渡すと止んだのではなく、吹雪の影響のない場所に来ていた。

洞窟。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ