表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
903/987

ホムンクルス

「月の化け物。この魔法界に置いて異端も異端。異形の魔法使い」

「ホムンクルスなんですか」


ペルシャが言うに、有名な人物なんだろうか。

私にはそう言った一般教養がまだまだ欠如しているから危険度が分かりにくい。


そしてもう1つ気になったことがある。


異形であって、魔法使い。


人間の定義から離れているのは見た目。

私は生まれ。


どちらも人間にはなり得ない。私と月の化け物が一緒かそうでないかは気になった。


「さぁ」


帰ってきた言葉に落胆してしまう。するとペルシャはムッとなって言い募る。


「そもそもが魔法界のタブーみたいな連中よ?詳しく知るわけないじゃない」

「…………」


やはりと言うか、月の化け物は一般常識の範疇なのか。

私が押し黙ったのは、私自身の出自を話すか迷った訳だが、どう勘違いしたか、ペルシャはオロオロしはじめる。


「私は………ホムンクルスです」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ