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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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怖い

ペルシャは杖を構え、目を閉じて集中します。

魔力の流れが体の中心から杖へ。


その時、袖の『太陽の涙』へも流れます。



『照らす、陰らせる。唯一無二であり、絶対的な平等である。最も親しい友であり、他者を一切受け付けん』


長い文言と共に魔法が発動する。


カッっと赤い閃光が迸る。


そばに居るだけで、目が焼かれると思うほどに明るい。


とてもじゃないけれど、目を開けていられなくて腕で庇う。


光が収まったとき、壁は溶解し、脱出することができるようになった。


とてもすごい威力だと思う。


ペルシャは何が起きたのか理解できないのか、視線を杖と壁に何度も往復している。


「ペルシャさん、すっごいじゃないですか!」

「……怖いわ」

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