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私の

「案としては、この部屋の道具よりも優れた道具での攻撃かしらね」

「それは魔法でもいいんですか？」

「いいんじゃない？知らないけど」

「なんとも雑な返答を……」

「白夜はそんなに強力な魔法をもってるの？まあ、ティアの娘って言うくらいだしあるか」

「無いですよ」

「無いんかい！！」

「……ペルシャ、その服着てみて何か変わったこととかないですか？」

ペルシャの最高傑作に並ぶ物をぶつけるとなるとそれなりの素材と調合ができる環境がないと無理だ。

魔法にしたって起源の魔法が使える他の人や、星座の魔法使いなら何とか出来るかもしれないし、着いてきてくれてるのに、今必要な時に居ない。

残った策は簡易調合したペルシャの服。

「うーん、そういえばあれだけ疲れてたのにそれが無いわね」

「へぇ、凄い」

「貴女が作ったんでしょうに」

「あ、」

「なに？」

「ペルシャの魔法で壊せませんかね」

「私の？」