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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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闇の中

「何も見えない」


私とした事が無用心でした。

慌ててクレアちゃんと一緒にミルクショコラに乗ってゲートを使いながら来たのに、一瞬でやられてしまうとは。


錬金術の道具を使っていれば、多少何とかなったかもしれなかったのに。


学ばないとつくづく思わされる。



ポッとモヤがかかった映像が目の前に現れる。

急な出来事で「キャアッ」とらしくない声を上げてしまいましたが、幸いなことに誰もいないのでセーフと言うことにしましょう。


………誰もいないのが幸いとは言いませんね。

クレアちゃんは何処。

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