表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
833/984

指名

「これは中々……。やはり錬金術は恐ろしいものだ」


ティアとクレアがきゃいきゃいと騒いでいるのを横目に賢者は氷の樹木を見て呟く。


どこか憎々しげに。



「賢者、成功ですね!」


ミホさんは元々水の魔法に長けていて、その上に『移動』という起源を持っていて、その2つで最強だと思っていましたけれど、その魔法使いの頂点はさらに凄かったですね。


多分、全力では無いんでしょうね。


ミホさんもあの水の牢獄は作れるんでしょうか。


「……私は戻らねばならん」

「えっ」

「すまんが、自体は深刻だ。後手に回っておる」

「そうですね、こんな裏世界に来ているんですから、表はもっと酷いかもしれない」


議論を進めていると、また地揺れが襲う。

短い時間でしたけれど、まるで、バランスの崩れた平均棒の様に世界が揺れている。そんな気がします。


「一応ここにも魔法使いを派遣して護衛させる」

「あ。生徒達って」

「心配せんでも一時的に統括会へ行っておる。ただ、2人ほど役目があるといって静止を振り切って表に行ってしまったがな」


「不味い!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ