828/985
タイトル未定2025/03/15 11:59
とりあえずはこっちは問題ないみたいです。
なら、
「問題はやっぱり館の方でした」
「ふぅ、急いで戻らないと」
「儂もと言いたいが、それは出来んからな。これを」
そう言って、手渡してくれたものは黄緑色の宝石の原石みたいなものでした。
それは惹き付けられる不思議な魅力を感じました。
ずっと見入ってしまうような。
しばらく見入っていました。それが、どらくらいだったかは分かりませんが、目が痛くなりました。
「大丈夫?」
「な、なんですかこれは。情報が多い……」
「物の本質や属性を見れるというのは本当らしいな」
「どこまで知ってるんですか」