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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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必要悪

笑いが止まらない。この小娘は心が脆弱だ。だが、弱らすだけでは駄目だ。壊さないといけない。その時に備え魔力を体内で過剰に循環させる。


借り物の力如き恐るるに足らないが、驚異ではある。触れたら死ぬなんて化け物そのものだ。だから、欲しい。


もう察しはついてるんだろう両親や、屋敷の人達はもう居ないということは。


小娘は呆然と虚ろだ。ならばちょうどいい。


俺に対しての怒りを感じる。それを利用しないては無い。


俺は杖を顕現させ、反転させる。内に留めた感情全てを解放させる魔法を。


仮初の体でもそれくらいは出来る。

これも必要悪だ。

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