表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
814/896

解かれる

別の場所に移動する。


両親の寝室。小さい頃はよくお母様と一緒に寝ると言って駄々こねて困らせたっけ。


いつも掃除が行き渡っていて、ベットメイキングもきちんとされたいた綺麗なベットだった。


それが血に濡れて私の立つ入口まで伸びていた。


私の周りで黒霧が視界を遮る様に現れる。


私も特に見続けたいとは思わなかった為そのまま後にする。


ギイと甲高い音とともにドアが締まる。


思い出は捨てていく。


現状を見れば見る程悲しみよりも怒りや憎悪が募る。私は絶対にこの状況を作った者を許さない。


必ずこの手で殺そうと決める。


訳分からないこの黒霧の力は怖いが、何もしないまま朽ちていくのはもっと怖い。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ