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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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表裏非一体

兎も角追いかけなければ行けません。

ヤツも黒霧を追っているとしたら、黒霧を使って悪用するかもしれません。

そうなったら目も当てられない状況になるでしょうから。


こんなにも表世界は薄暗かったかなと今になって思いつつ、館に足を踏み入れればそこは、前回入った時とはまるで違う姿を見せました。


「待て!下がれ!」


玄関を潜ればそこは街が広がっていました。

私は言葉を失います。それは、フォールスも同じ様で立ち竦んでいました。フォールスにしては珍しい事で、不安が立ちこめる。


左右にやたら尖った屋根の家が複数建ち並び、そのどれもが歪に歪んでいる。黒の魔力が溢れんばかりに篭ってる。


ここは、家の中の筈なのに空もある。ここの空は赤黒く、この世のものでは無いように見える。

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