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あらすじ3
No.としての過去を持つリーナーは未だ過去に囚われていた。
決別したつもりでも、自身の影かわ決して消えない様に、過去もまだ消えない。
リーナーの心の内は本人しか分からない。
言ってくれないと、分からないんだよ。
そんな感じでなにか動き始めたリーナーと、呆れたブレットは決別してしまう。
ブレットはそれでも細く、ちぎれそうなくらいになってしまった繋がりは離さない。
友だちだから。
私はクレアちゃんがそうなったら、ブレットと同じ事をするでしょう。
……いえ、何としてでも縛り付けるでしょう。
何してるんですか、ブレットは!
そんなこんなで状況は混沌としていく中、私達は再び黒霧邸へ訪れました。
そこで歓迎しない人とも会うことになりましたが。
「どうしてあなたが居るんでしょうね」
「どうして、だろうね」