表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
798/985

過去の部屋

「この研究さえ上手く行けば……」


暗がりの中でディスプレイの光だけが光る。

部屋は円柱の強化ガラスで出来た筒が左右に何本かあった。


その中には何かしらの溶液で満たされている。


「そうです、上手く行きそうですか?」


男の肩を掴みながら言うその言葉はとても恐ろしく聞こえる。


月の化物。


頭部が三日月の形をした人の形をした何かしら。


「可愛い、可愛い娘さんはいい素材になる。ご理解は?」

「くっ!分かってる!で、でもそれは最後だと言ったはずだ!」

「そう怒らないでください。上手くいく物も行かなくなりますよ」


月の化物はテーブルに何かを置いた。

片手で持てる位の長方形のデバイス。


「これは」

「分かるでしょう?」

「…………」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ