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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
791/985

タイトル未定2025/01/09 12:09

「力を貸して下さいな」

「そんなこと言う子じゃなかった」

「そんなこと言う子じゃないと、あの人には付いていけません」

「別にいいじゃない」

「1度、頂きを見てしまったから。その景色を見たらもう戻れませんよ。非凡な私が名を残せるくらいには生きる意味の証明を出来るなら、私は、変わる」


「……勝手にしてよ。私を巻き込まないで。あなたと違うのよ。ようやく自由になったの」

「私の目がありますから逃げることは出来ないのに……」

「サラッと怖いと言ったわね……」

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